★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『Life パパは心の中にいる』 飯島寛子

2008-09-18 11:30:43 | 読書
2005年2月、天国に旅立った
プロウィンドサーファーであり、
作家の飯島夏樹さんの妻、飯島寛子さん。

夏樹さんが旅立った後の
飯島家を綴った、エッセイ。

映画『Life 天国で君に逢えたら』でもお馴染みだった
コナツちゃん、
双子のヒロ君ゴロ君、
そしてまだ3歳だったタマキ君との
日常を描いている。

夏樹さんがいらした頃のことも交えて、
子ども達との暮らしを中心に書いた
とても優しい文章だ。

夏樹さんの本も素敵だが、
シウはこの寛子さんの書かれたものを
多くの人に読んでほしいと思った。

もしあなたがお母さんならば尚のこと。

5人は今も偉大なお父さん夏樹さんの懐の中、
日々、色々な人やものに感謝しながら
美しく暮らしている。
もちろん、
4人の変化途中の子ども達を抱え
奮闘する寛子さんのご苦労はいかばかりかと思うけど
寛子さんだからこそ
乗り越えられるし、務められる、
与えられた仕事なんだろうなと思った。
(生意気言ってごめんなさい)

やらなきゃいけないことをやる。

そんなことがとても大事なんだよね。

くじけること、
落ち込むこと、
反省すること。
ヒステリーも起こすし、
病気にもなる。

そんなことを全部飾らない言葉で書いている寛子さん。

文中で、夏樹さんを尊敬する気持ちが
とても現われているけど
いえいえ、
寛子さんもすばらしいライターだと思う。

読んで、
こんなに気持ちよくなれる本、
ひさしぶりかも。


飯島夏樹公認ブログ(今は寛子さんが更新)

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベストが分かれ目? | TOP | 『俺たちフィギュアスケータ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 読書