自転車と同じで・・・・

今日は晴天。

かねてからシウ彼に誘われていたことを実行した。


なんと、スキーに行ってしまったのだ！


スポーツ全般と、何にせよ面倒というものが大嫌いなシウ。

おまけに寒いのも苦手、さらには高所恐怖症のシウにとって、

スキーなんて、寒いし、面倒だし、リフト怖いし、っていう
ものすごくハードル高いスポーツだ。

でも近くにスキー場があるし
シウ彼は昔スキー部だった男子だし、
一度行ってみようよ・・・とあまりにも言ってくるので

ま、行ってやるか。って思って。

（もちろん、実際には「連れてきてくれて、ありがとう♪」というスタンスで行ったけどね）





大昔、何度かスキーに行ったことがある。

忘れもしない、超イケメンの、あるスポーツブランドに努めるオニーサンにスキーを教えてもらったシウ。

あれは本当に良い思い出だった・・・。
あの人、今はどうしてるかしら。
忘れもしない・・割には、名前とか忘れちゃったけど。

（シウ彼には内緒）

とはいえ、当時だって、午前中滑ったら、午後はゆっくり休息というのがシウのスタイル。
決して吹雪の中なんかに、顔中にツララをぶら下げてまで滑る、なんてことはしない。

だからいくら誘われても、
１～３月の寒い中はまっぴらごめんだった。

しかし、まだまだ寒く、雪まで降っているとはいえ、もう４月。
ここを逃したら、また来年まで行かないってことになりそうだったので
なんとなく思い立って、今日行ってしまったのだ。



２５年ぶりのスキーブーツは
履いただけでかなりの体力消耗。
それでゲレンデまで歩くと
地球一周したみたいな息切れだ。
板をつけたら

「あれ？滑っちゃうんですけど・・・」
なんて、
生まれて初めてスキー履いた人と同じ感覚だし
自分が昔滑った感覚を取り戻せる自信がまったく無かった。

戸惑うシウに

「スキーは自転車と同じ。一度覚えたら絶対に忘れない。」

と、変な説を押しつけて
ここまで歩いたからもう準備体操はばっちり！と
いきなりリフトに乗せてしまうシウ彼。

なんか、マズイ事態じゃないのか・・・・と不安がるシウだったが
案の定、リフトを降りる時にコケて
リフトを止めてしまった・・・・。


かろうじてリフトから離れ、降り立ったところは
ゲレンデの中腹からの、なだらかな初級ゲレンデ。

これは危険な事をやっちまった・・・
もう死ぬかもしれない・・・

などとネガティブな事ばかり想像し、
シウ彼にも不安をぶつけていたけれど、

そんなシウにシウ彼は本当に親切
・・・なところなど微塵も見せず、

「あっちまで斜めに滑って行け。」
とだけ。

でも、そう言われると、
「できない。」と言うことが絶対にできない意地っ張りのシウなので
もう死んでやる！と思いきって滑り始めた。

あら不思議。


まったく滑れる気がしなかったのに
けっこう早く滑れて、ちゃんと曲がることもできたのだ。

きゃ。

シウ、やるじゃん。


そうなると調子に乗るのが得意なシウ。

楽しくなっちゃって
リフトに３回乗って一度も転ばず、
短時間だけど２５年ぶり位のスキーを堪能したよ。


さて。来週も行っちゃうよ。

かっこいいウェアを買わなきゃ。

（今日は息子２のウェアを借りたので）

明日から、誰かに趣味を聞かれたらこう答えるぞ。

「スキーです。」