きみに向かない職業

シウは洋服が大好き。

で、シウ彼に
「いつか自分で色々買いつけた服を売る店をやりたい。」
というと、

「上手くいかない。絶対。」

理由は、
酒好きが飲み屋をやってはいけない理由と同じとのこと。


昨年秋、病院にいて
買い物欲も失せていたシウ。

ただ今爆発中。

年末年始を挟んだこの何日間かで買ったものは

★サルエルっぽいミニのキュロット
★箔っぽい素材のミニスカート
　（だって、“細く”なったんだもん）
★トートバッグ
　（持ち歩くバッグが無いから）
★ローヒールパンプス
　（病後には必要）
★ヒョウ柄のハラコのオックスフォードシューズ
　（ヒョウ柄とオックスフォードは今年の必需品）
★エナメルのブーツ
　（なんとなく・・）
★ワンピース
　（バーゲンだったから）
★ストール
　（紫だったから）
★黒の軽くサルエルっぽいクロップドパンツ
　（オールシーズン使えそうなものだから無駄ではない）

他に思い出せない位細かいものも買っている。
仕事着に買ったカットソーやパンツは入れてないし・・・。

で、問題なのは
上記の中でミニキュロット以外、
全部一度も使っていないこと。

完璧に病気かも。

そしてトドメに
先ほど好きなブランドの福袋をネットで購入しちゃった。
（だって、お正月だから）

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自分の物欲を抑えるためにシウがよくやるのは
友人の買い物に付き合うこと。

というか、
「何か買いなよ～～」
と付きまとう行為だな。

友人にあれこれとお節介をやき、
友人がそれを気に入って購入したりすると
ものすごくやり遂げた感が湧いて、うれしいのだ。

自分がショップチャンネルやＱＶＣのやり手司会者になったみたい。

・・・至福！

我ながらアホっぽい。

とはいえ、
シウはなかなか洋服売りには向いているんじゃないかと思うんだけど、
どうだろう。

そんな事を言うと、
もし儲かるんなら投資してもいいと考えるシウ彼、
「紳士服ならいいんじゃない？」
とか言う。

バッカじゃないの？

あんなの“服”じゃないでしょ。