DVDにて。
新年一番にラ○ドールの映画っていうのもナンだけど
見たのは年末。
見て良かったと思える作品だった。
強烈な印象を残すものではないけど
心に残る、独特な空気。
さえないファミレスの店員秀雄(板尾創路)が大事にしている空気人形が心を持ってしまう。
秀雄のいない間にアパートを抜け出し、空気人形(ペ・ドゥナ)はレンタルビデオ屋でバイトをする。
人形を愛しすぎて、そこに命が宿ってしまうといえば
ピグマリオンを思い出すんだけど
これはまったく違うものだった。
人形をものすごく大事にしている秀雄だけど
空気人形が心を持ち動き回っていることを知ると
「元に戻ってくれないかな~」という。
秀雄は生身の女性とは付き合えないのだ。
人生経験が一切ないのに
いきなり大人の女性として動き始めてしまった空気人形は
何の準備もなく
恋愛の幸福感や、寂しさや惨めさを味わうことになる。
大きな感情の動きが心の底にあるけど
本人も自覚せず、
その“気持ち”を持てあます空気人形。
全編に切なさが漂うけれど
ドロドロとした感じがないのは
映像の美しさによるものだろう。
空気人形役には
ペ・ドゥナしかありえない。
日本人女優では現実感がありすぎて
人形を演じるのは難しかっただろうな。
新年一番にラ○ドールの映画っていうのもナンだけど
見たのは年末。
見て良かったと思える作品だった。
強烈な印象を残すものではないけど
心に残る、独特な空気。
さえないファミレスの店員秀雄(板尾創路)が大事にしている空気人形が心を持ってしまう。
秀雄のいない間にアパートを抜け出し、空気人形(ペ・ドゥナ)はレンタルビデオ屋でバイトをする。
人形を愛しすぎて、そこに命が宿ってしまうといえば
ピグマリオンを思い出すんだけど
これはまったく違うものだった。
人形をものすごく大事にしている秀雄だけど
空気人形が心を持ち動き回っていることを知ると
「元に戻ってくれないかな~」という。
秀雄は生身の女性とは付き合えないのだ。
人生経験が一切ないのに
いきなり大人の女性として動き始めてしまった空気人形は
何の準備もなく
恋愛の幸福感や、寂しさや惨めさを味わうことになる。
大きな感情の動きが心の底にあるけど
本人も自覚せず、
その“気持ち”を持てあます空気人形。
全編に切なさが漂うけれど
ドロドロとした感じがないのは
映像の美しさによるものだろう。
空気人形役には
ペ・ドゥナしかありえない。
日本人女優では現実感がありすぎて
人形を演じるのは難しかっただろうな。
レンタル屋さんでの事故のシーンが切なかったなぁ・・・
って、私はこの映画の感想書けてないのよね(笑)
そうなんですよね~
生々しさが全然ないから。
ペ・ドゥナという女優さんがそんな雰囲気だし
いくら上手でも
日本人の人気女優さんがやっていたら
そこまで雰囲気出せなかったと思う。
レンタル屋さんでの事故シーンは
唯一のドキドキシーンでした。
目がすごく印象的だった!
妙にの心にしみる作品でした。
ペドゥナの起用がばっちりでしたよね。
大人の童話のようにも思いました。
おっしゃるように映像が美しかったですね。
脇で出てくる俳優さん達も それぞれに良い味だしていて、期待していなくてとても印象が良かったです。
レビューを拝見した覚えがあります。
以来気になっていた映画だったのですが
今頃になってしまいました。
>>俳優さんたちがそれぞれに良い味
同感です。
シウは板尾さんが好きなのですが
いかにも板尾さんらしい雰囲気
(幼稚な大人?)
っていう感じが良かったです。