『幸せの１ページ』

おどろきだった！
想像と全然違うから。

原題は『Nim`s Island』
もしかすると主人公はアビゲイル・ブレスリン演じるニムで、
それをジョディの映画に錯覚させる為にこの邦題にしたのかも。

いえいえ、
この作品の主役は３人。

アレクサンドラとニムと、父のジャック（ジェラルド・バトラー）。

それぞれの冒険が島に向って、もしくは島を舞台に
繰り広げられる。

ニムが火山を登っていくシーンと
アレクサンドラがドアノブを回し、外に出発するシーンが
並行して描かれていたのは面白かった。
ニムのは本当に冒険、
でもアレクサンドラにとってはそれ以上の“冒険”なんだもの。

いかにも現代の女性を集約して描いている感のアレクサンドラ。
除菌スプレーを大量使用、
食事はダイエットスープ、
家の中でものすごくトレーニングしているから
体は妙に鍛えられているし・・・。

南の島で
あんなふうに暮らしたい。
動物たちと仲良くなったり、
野性的な暮らしではあるけど
お父さんは知的でワイルド。
顔はジェラルド・バトラー（！）だしね。
恋人（夫？）があんなだったら
なんて素敵なんだろうって思っちゃう。
嵐の海に取り残されても
「僕は○○の所に帰るぞ！！」
とか叫んで、帰ってきてくれる。

・・・なんていう妄想に浸れる、、
素敵なファンタジーなのでした。

ジェラルド・バトラーってシウのツボだ。
Ｐ．Ｓ．アイラヴユーも楽しみ。


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