カーク・ダグラス主演の1956年制作
「炎の人ゴッホ」を見た。
ただただひたすら、ゴッホがアホ。
兄の才能を信じて献身的に尽くす弟テオ。
彼の存在がゴッホにとっての救いであり弱みでもある。
「養ってくれる弟がいるくせに!」的なことを言われるたびに
手を燃やしたり、耳を切り取ったり、
ゴッホは自分が人並み外れた苦悩の中にいることを主張しても
それは到底他人には理解できない。
恵まれているくせに!となってしまうのは仕方ない。
とはいえ、
恵まれているか、苦悩の中にいるか、
それは本人の感覚でしかなく
作品を見れば、やはりゴッホは苦悩の中にいたのだとわかる。
ゴッホがみじめなほど、同居人ゴーギャンを大事に思っているところと
だったらもう少しゴーギャンに歩み寄ればいいのに、そうできないところ。
人にかける言葉が優しいところ。
そんな部分がとても印象的だった。
ゴッホの作品と重ね合わせる演出が楽しい。
失意の中で死んでいったけど
ゴッホが唯一無二の画家であることは間違いない。
それはテオの奥さんのおかげらしい。
日本での知名度はダ・ヴィンチ、ピカソ、ゴッホ、位じゃないのかな。
昔も今も、スキャンダルでもなんでも売名した人が勝ち、の世界なんだよね。
1枚も売れなかった絵を、今や100億とかで取引しているのを思うと
絵の価値なんて何なんだろうって思う。
「炎の人ゴッホ」を見た。
ただただひたすら、ゴッホがアホ。
兄の才能を信じて献身的に尽くす弟テオ。
彼の存在がゴッホにとっての救いであり弱みでもある。
「養ってくれる弟がいるくせに!」的なことを言われるたびに
手を燃やしたり、耳を切り取ったり、
ゴッホは自分が人並み外れた苦悩の中にいることを主張しても
それは到底他人には理解できない。
恵まれているくせに!となってしまうのは仕方ない。
とはいえ、
恵まれているか、苦悩の中にいるか、
それは本人の感覚でしかなく
作品を見れば、やはりゴッホは苦悩の中にいたのだとわかる。
ゴッホがみじめなほど、同居人ゴーギャンを大事に思っているところと
だったらもう少しゴーギャンに歩み寄ればいいのに、そうできないところ。
人にかける言葉が優しいところ。
そんな部分がとても印象的だった。
ゴッホの作品と重ね合わせる演出が楽しい。
失意の中で死んでいったけど
ゴッホが唯一無二の画家であることは間違いない。
それはテオの奥さんのおかげらしい。
日本での知名度はダ・ヴィンチ、ピカソ、ゴッホ、位じゃないのかな。
昔も今も、スキャンダルでもなんでも売名した人が勝ち、の世界なんだよね。
1枚も売れなかった絵を、今や100億とかで取引しているのを思うと
絵の価値なんて何なんだろうって思う。
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