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「私の愛情の対象」

ジェニファー・アニストン祭り 続行中。


見れば見るほど、ジェンのファンになってしまうシウ。

ジェンの魅力はいつも書いてるけど
あの“普通”っぽさ。
本当に美人なのに
ものすごく親しみやすいのだ。
先日発表された、ハリウッド稼ぐ女優番付でも
ジェンは堂々の4位。
1位のアンジーや2位のジェニファー・ローレンスは
日本でも知名度があるし、“ザ・ハリウッド”っていう話題作に出ているけど
4位のジェンはそれほど大作に出ているわけでもないのに
コンスタントに上位に入っているのがすごい。
恐るべし“フレンズ”なのだ!

ブラピさんとは今でも交流があるらしいけど
ブラピさんにとっても完璧に自分が引き立て役になってしまうアンジーよりも
一緒にいると互いに盛り上がれるジェンの方がずっといいと思う。


「私の愛情の対象」も
ジェンの数々の映画と同じく、
日本ではビデオスルーされたもの。
「フレンズ」でも共演のポール・ラッドとの共演。
ポール・ラッドっていう俳優もまたまた素敵な俳優で
今作ではゲイの優しい男を演じている。
コメディ俳優だけど
笑いだけにとどまらず、繊細な雰囲気を醸し出せる人。

98年の作品なので、まだ「フレンズ」をやっていたころ。

こんな人がいたら
ゲイと知りつつも好きになってしまうな~と思う。
彼氏のヴィンスも男としての責任を果たすことを当たり前と思うような
誠意のある男なんだけど
でも一生のパートナとして、
“子どもの父親”だからイコール夫、としてしまって良いのか。
そんな風に考えるニーナは頑固な変わり者に見えるかもしれないけど
でも自分の一生を子どもありきだけの考え方をしないことは
より良い親になれる、ということになるかもしれない。

「フレンズ」の中で、
エイミーと結婚するロスをロンドンまで追いかけたレイチェル。
ロスに自分の本当の気持ちを伝えるべきだと考え、
ロスを愛していることだけに真剣なレイチェルが
セントラルパークでやっとロスに告白するシーン。
でもいざ告白する時になって
「ばっかみたい。ロスは結婚してるのよ。私ったら何をやってるんだろう。」
と気づく。

「私の愛情の対象」でも、
自分が空回りし、ジョージの優しさがそれに付き合ってくれていただけなんだと気付く。
そんなシーンが良い。
幸せをつかむために、障害のないまっすぐな道なんてない。

小さな作品だけど
幸せ探しに納得の良い作品だった。
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