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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

ティム・ガンの「スタイル・アップ」 シーズン2

2013-01-13 21:23:09 | 海外ドラマ
日本のテレビでも
オサレにはあまり興味が無い感じの女子(たまにお父さんだったりする)を変身させる番組がある。
まるで別人のようになった彼女たちを登場させて
「おぉ~~~~!」ってなるのが定番。
カリスマ的なメイクアップアーティストやヘアアーティストが寄ってたかっていじりまくるんだもの
別人になるなんて当たり前だ。
そしてきっと“一夜限りの夢”。
だって、そんなカリスマたちにやってもらうなんてことは二度とないだろうし
自分ではもう絶対に再現できないだろう。
また、洋服なんかも
スポンサー重視なのがありありで、
60代の女性に無理やりギャルブランドの服を着せたりしているから、
あきらかにおかしいときがある。

しかし。

このティム・ガンとアシスタント役の女性が
応募してきた女性を変身させるこの番組は
そんな日本の変身番組とはまったく違うのだ。

まずティムとアシスタント(第二シーズンはグレタ・モナハン)が応募者女性の自宅を訪ね、
彼女のクローゼットを点検する。

そこで
「クロップド・パンツは全部捨てろ」
「レギンスには寒気がする」
「まだこんなミニスカートをはくのか」
などの言い合いがあり
結局は
「ここの服は全部ゴミ袋に入れて運び出せ」みたいなことになるのだ。
中には使える服もあったり
また、グレタが直して甦らせる服もあるけど。
応募者の自宅で
彼女のライフスタイルをチェックし、
前の週1週間、応募者がどんな服を着ていたかを写真で見る。
問題点をバンバン指摘する。

その後は全身を3Dで映し出した映像を見ながら
ティムが応募者の体型にはどんなパンツが合うのか、どんなドレスが必要なのか
スカート丈や、ジャケットの丈は・・・などの細かいアドバイスをする。

その後はグレタが応募者を下着ショップに連れて行ったりして
ぴったりで体型を美しく見せるブラを選んだりもする。

その後はいよいよ買い物。

ティムが提唱する必須10アイテムをブルーミングデールズなどに買いに行く。

あくまでもグレタやティムはアドバイザーで
彼らのアドバイスに従って決定するのは応募者本人。
入念に試着し、
パーフェクトなアイテムだけを買うのだ。
10のアイテムは ワンピース、トレンチコート、パンツ、ジャケット、リラックスウェア等。

“夫や彼とデートのとき”
“仕事のとき”
“ドレスアップして臨むパーティ”
など、さまざまなシチュエーションを想定して
応募者は服を選んでいく。

その後はヘアやメイクの専門家のところで方法を学ぶ。

最後は応募者の家族や友人の前でのファッションショー。
応募者がコーディネイトしたスタイルを披露する。

ラストに、ティムとグレタが寛いでいるところに、“6週間後の”応募者から動画メールがくる。という運び。


ティムとグレタの辛辣ではあるが、決して非常識ではなく、
とても親身になっているのが伝わる優しい言葉の数々が素晴らしい。
彼らは成功した有名人ではあるけど
全然偉ぶったところがないのだ。
ティムは好みをはっきりと口にし、
グレタが若干調整役になっている。
いろいろと勉強できる部分が多い。

シウはティムの言葉から
なるべく黒のタートルを着ないようにしたり
クロップドパンツやガウチョパンツもやめた。
チュニック&レギンスファッションもできれば避けるようにしている。
(でもブーツ・シーズンじゃないときはしちゃうこともあるな~)
最近はVネック以外のトップスも買ってない。

大事なのは流行を追うことではなくて洗練。
でもまだまだほど遠いな・・・。



最近Dlifeでやっているのに気付いた時は遅し、で
すでに終わってしまったみたい。
再再々放送してくれないかしら。

応募者がたいてい何かの問題を抱えているのだけど
(たとえば、買い物依存だったり、ブランドフリークだったり 若作りすぎだったり)
ティムやグレタと出会うと、自分を発見し、自信を持つようになるのがいいよね。




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