goo

「幸せへのキセキ」

原作の邦題が「幸せへのキセキ」みたいなので
映画のせいじゃないけど
「We bought a zoo」でもいいんじゃないかと思う。

キセキは
奇跡と軌跡をかけているんだろうけど
“幸せ○○○・・・”っていう邦題が多すぎる気がして
後でタイトルが印象に残ってない感じがするよね。

というのも
この作品、とっても良かったので
ちゃんと覚えておきたいと思うから。

さすがさすがのマット君。

もう“ミャット君”なんていうおちょくった言い方はできないくらい
すっかり“悪ガキ”キャラを返上してます。
今回も反抗期の息子に手を焼くお父さんがハマっていたし。
なにしろ人を愛しすぎてしまったため
別れがさみしくてさみしくてたまらない。
そんな愛すべき夫なのです。
愛妻家で家族を大事にするマット・デイモンにぴったりの役だ!

そして
チェックのシャツと何の変哲もないデニムが
まるでエロい衣装のように見えてしまう、こちらも“さすが”のスカジョ。

セクシーキャラではあるんだけど
肝っ玉母さんっぽさも身につけて
なんだかソフィア・ローレンのような大女優になりそうな気配も漂わせている。


ここのところ
「君への誓い」「ソウル・サーファー」とこれという
実話ばかりを3本見たシウ。

それぞれもしもフィクションだったら
感動も半減で、これは実話でなければ映画のテーマにするなどありえない物語。
事実は小説よりも奇なり。
まさにそれは事実。

ラストシーン、
亡くなった妻と初めて会ったカフェに子どもたちと行くシーン。
あれは秀逸だ。


イギリスにあるダートムーア動物公園がモデルで
ぜひ行ってみたいと思わせる。
実際には最初から家族皆(妻もいたときから)で殺処分される動物を助けたいと
動物園に入札したらしい。
動物園を開く準備をしている最中に妻は亡くなったとか。
映画はそこのところをかなりドラマティックに仕立てているよね。

家族の再生と動物園の再生をかけていて、
お父さんは多少強引でも、
家族を思う行動に出れば、それは必ず実を結ぶ・・という
とっても素敵な映画だった。

幸せへのキセキ - goo 映画
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これから にわか「バラ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。