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「SING / シング」

歌って不思議な魅力がある。
音痴だろうが歌上手な人だろうが
なにしろ思いきり歌った後のスッキリ感。

だからボーリングやなにやらはブームがあってすたれたりしても、
カラオケだけはすたれない。
カラオケを発明した人はイグノーベル賞をもらったそうだが、
本家ノーベル賞だっていいくらいじゃないだろうか。


今作の良さは登場するキャラがわりと普通だってこと。

いわゆる“マイノリティ”に分類される人々(人じゃないけど)ではなく
まったく平凡な人々だということ。

空気を読めず苦労する人の話は多いけど
今作は空気を読んでちょっと残念な気持ちで日常を過ごしている人々なのだ。

大多数の人間はそんな中に入るだろう。
ちょっと違うな~と思いながらも日常に流されてしまう毎日。
多くの共感を得られると思う。

コアラはお調子者、ゴリラはギャング、
ネズミはちょっと嫌われキャラで
象は体が大きいのに気弱そう。
そんな人間が動物に持つイメージそのままなのも面白い。

動物の世界は体の大きさも性格も能力も多種多様。
でも人間社会だって、見た目はそこまで変わらないけど中身はそれくらいの違いがあるんだよね。
そんなことにも気づかせてくれる。

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