一瞬なんのことかわからないタイトルだけど
シウはけっこう東北地方の人と付き合いがあるので
なんとなくわかった。
いぐも、っていうより、えぐも、だと思うけど。
田中裕子さんはまだ65歳なので
本作の桃子役にはちょっと若い。
それが良さになっているかな。
なんとなくまだ“アク”が抜けてない老女。
この間の桃井かおりまでではないけど
全然かわいいおばあちゃん、なんてものではないのがいい。
樹木希林みたいに誰もが納得のおばあちゃんでもなく
吉永小百合のような心洗われる天使おばあちゃんでもない。
田中裕子、リアルだ。
蒼井優が若き日を演じるけれど
たしかに田中裕子の若い頃に似てるな~。
ピュアなかわいらしさと妖艶さと強さを持った女優さんだと思う。
最愛の夫が死んで
悲しみの中でほんの少し喜びも感じてしまう。
自分が一人の気ままな存在になって、
ジワジワと開放感を覚えてくる。
なんかその幸せはわかる気もする。
でも夫が先に死ぬなんて絶対に嫌だな~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます