★we were on a break★

お久しぶり!

「友だちのうちはどこ?」

2012-09-02 10:55:29 | 映画
出演者が全員職業俳優ではないとのこと。
イランのコケルとポシュテという二つの町を舞台にしている。

wikiで調べると
あらすじが重大に違っているな~。
直した方がいいんじゃないか?誰か。

今作は10代で見たい映画の第4位になったそうだ。

というが、
これはやっぱり大人が見るべき映画。

子どもには子どもの事情があるってこと、
子どもはたしかに、だいぶ間抜けだけど
人生で大切なことは、しっかりと身につけていて
子どもらしいまっすぐさで、
大人よりもそこを大事にしているんだなってわかる。

これはレンタルとかでもあまり見つけられなくて
アマゾンでみたらけっこう高値になっていた。
見たいなと思っていたら
たまたま午前十時の映画祭で上映していて、ラッキー!

小学生の男の子が二つの町を行ったり来たりするだけなんだけど
そこに小さな男の子の焦りや真剣さが出ているので
ハラハラして、目が釘付けになってしまう。

イランという国じゃないとできないかもしれない。
なんとなく日本の昔にも通ずる感じがあり
小津の大ファンという監督の心が伝わってくる。

心に残る作品だった。


=以下は自分のメモの為のあらすじ=
いつかコラムで使いたいけど、
レンタルで見られないとなると、使いにくいな。

アハマッドとモハマッドレダは友達。
学校の席は隣り同士だ。
先生は厳しくて、モハマッドレダは宿題をノートにやってこなかったという理由で
今日も先生に怒られる。「今度ノートにやってこなかったら退学だ!」と。
学校の帰り、モハマッドレダは転び、アハマッドは彼のノートを預かって、けがをした膝を洗ってやる。
そのままモハマッドレダのノートはアハマッドの鞄の中に。
アハマッドは帰宅してすぐに宿題をし始めるが、
自分のノートの中にモハマッドレダのノートがあるのに気付き、
それを彼に返しに行かなきゃと思う。
なんてたって、今度ノートを忘れたら“退学”だもの。
お母さんにそれを必死で説明するけど
お母さんは全然聞いてくれない。
「宿題をやったら、パンを買いに行きなさい!」の一点張り。
そこで隙を見てアハマッドはモハマッドレダのノートをつかんで飛び出す。
モハマッドの家は隣町ポシュテ。
家を知らないアハマッドはポシュテに行くものの、ポシュテには4つの区があり、モハマッドレダの家がどこかわからない。
色々な人に尋ねるけど、行ってみれば違う家ばかり。
ポシュテと自分の住むコケルの町を行ったり来たり。
その間にあるジグザグの道を何度も通る。
ポシュテの町で出会ったもの知りのおじいさんについて行くけど
結局たどり着けず、おじいさんはアハマッドに自分の作った家を見せたりするだけ。
とうとう夜になってしまい、
アハマッドはコケルの自宅に帰った。
その後、アハマッドがご飯を「食べたくない・・・」って言うシーンになるけど
その間、お父さんとお母さんに相当怒られたんだろうと思わせる。
アハマッドは宿題をやり始める。
そこにお母さんがそっとご飯のお皿を置く。
次の朝。
モハマッドレダは宿題の事があるので
もうパニックでうつむいて、今にも泣きそう。
その困りぶりが可愛い。
アハマッドは遅刻しているようでまだ来ていない。
先生が後ろから順々に宿題をチェックしていて、
もうすぐモハマッドレダの番。
そこにアハマッドが到着。
モハマッドレダに「君の宿題もやってあるよ。」
で、ノートを渡すけど、
それはアハマッドのノートで、先生に指摘され、慌てて取り換える。
ちゃんと2人分やってきたのだ。
ホっとする2人。
最後までノートを間違えたりして、
子どもって本当におかしい。
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