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「ブラザーズ&シスターズ」シーズン4

シウ家の遊びに来る妹曰く、
「おねーちゃんって、警察と医者と、検死官のドラマしか見ないの?」

しかし、
そんなシウでもホームドラマちっくなものも見る。

それが「ブラザーズ&シスターズ」だ。

DVDで出ているのがシーズン4までだけど
本国ではシーズン5で終了したそう。

あと1シーズンか・・・。さびしいわ。

ウォーカー家という
アメリカ・カリフォルニアの裕福な家庭を舞台にしている。
オーハイ食品という会社を家族経営していて、
ワイナリーも営んでいるのだ。

そんなウォーカー家の当主、ウィリアムが亡くなるところからこの物語はスタートした。
妻のノラと子ども5人。
ウィリアムの死を悲しむのもつかの間、
彼にはホリーという長年の愛人がいたことを知り、
しかもレベッカという娘の存在まで。
このウォーカー家の第6の子どもを巡る謎が初めのころのドラマのテーマ。

ノラという母親が素晴らしくて
でも、道徳の押しつけドラマでもないところがシウのハマりポイントだ。
ノラは長年ウィリアムに裏切られてきたことを知り、大ショックを受けるのだけど
そこから立ち直り、
レベッカや他に出てくるウィリアムの隠し子にも公平に接するようになる。
家族の為にはどんな冒険でも厭わず、
子どもたちの幸せを祈るし、そのために闘うのだ。
そのノラを名優サリー・フィールドが演じる。
彼女はシウにとっては「ER」のアビーのちょっと変な母親、だったのだけど
最近はすっかりこのノラのイメージに。
(新しいスパイダーマンでも叔母さんの役で登場してたっけ)

ウォーカー家の子どもたち5人のキャラクターも素敵。

長女サラはしっかりものだけど恋愛には不器用。
やり過ぎて失敗してしまうところなんかは、生まれついてのお母さん気質。
頭も良くて、父親にはオーハイ食品を託される。
次女キティはニューヨークで政治評論家のセレブだったけど
パサデナに帰り、大統領候補のロバートと結婚。
シーズン4ではガンを克服し、夫の地盤を継いで上院議員に立候補する。
誰に対しても公平でありたいという気概を母から受け継いだよう。
長男トミーはやっぱり長男であるということで
子どもの頃から自立してきたよう。
でもシーズン3のラスト位からわが道を行くようになってしまい、
妻にも去られてしまう。
次男のケヴィンはカミングアウトしたゲイ。
いつもそのことが亡くなった父を失望させてたんじゃないかと悩んでいるが
弁護士なので家族に頼られていて、
しかもスコッティという素晴らしい伴侶にも恵まれている。
末っ子のジャスティンは
シウに言わせたら、女が絶対に結婚したりしてはいけない、
かわいいけど、女を不幸にするタイプ。
衛生兵として従軍していたけどパサデナに帰り医学の道を進む。
深刻な依存症を抱えていたりする。

って、5人もいるから面白い兄弟姉妹。

この人たちに、それぞれの配偶者たちも混じり合って
ウォーカー家が集まるシーンが最高なのだ。

なんとなくシウの家族全員15名が揃った時をほうふつさせる。

シーズン4はとうとうオーハイを閉鎖することになったり
レベッカとジャスティンが結婚したり
サラがフランス人のものすごく格好いい男と同棲したり、
やっぱり波乱万丈。
ノラも好きな男ができるのだけど
それがとんでもないことになったり・・・。
次々に見たくなる。

アメリカ版「渡る世間は鬼ばかり」、だなんて意見もある。
シウは渡る世間は鬼ばかりを、実家に行った時に母が見ていたので1度だけ見たことがあるんだけど
あれはまったく面白くない。
なんで日常に直面している面倒くさい問題を
わざわざテレビでさらに直面しなきゃいけないのか
さっぱりわからない。
超ストレスドラマじゃん!って思った。
この「ブラザーズ&シスターズ」は
グチャグチャする人生を泣いている人なんていなくて
皆解決を目指して突き進んでいく。
色々あるけど、気分は爽快になれるのだ。

ラスト、
とんでもないことが起きてしまう。
シーズン5へのクリフハング。

ロバート、ホリーはどうなっちゃうのかな~
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