「荒野の用心棒」

クリント・イーストウッドが世に出たのは
「ローハイド」なんだけど
（シウはテレビでちょっと見た位なのであまり知らない）
本格的に評価されたのは今作とのこと。

なるほど
アンチヒーローぶりがすごくカッコイイ。
メキシコが舞台だけど
実際にはこれはイタリア映画。
ご存知、マカロニ・ウエスタンだ。
このネーミングって面白いな～って
子どもの頃思ったのを覚えている。

子どもの頃って言っても
シウは中学生の時にクリント・イーストウッドを知った。
ダーティ・ハリーをテレビで見て、
そのあまりのかっこよさにハマってしまったのだ。

「GO AHEAD. MAKE MY DAY.」

山田康夫の吹き替えの声も良かったかも。

キラキラ瞳のジェームズ・ディーンがもちろん一番だけど
クリントにハマる、ややオジサン趣味の中学生だったんだよね。

大人になって久しぶりに見た。
「荒野の用心棒」。
昔は気付かなかった、気の利いた台詞なんかも印象に残る。

黒澤明の「用心棒」にほれ込んだ監督が
脚本家やスタッフにも見せて、今作を作ったっていうけど
今そんな勝手なことをしたら大変じゃない？
っていうか、今はそんなことはされないよね。
当時の日本って、なんなんだ・・・。