そういう年齢？

昨年秋にＴＯＹＯＴＡの新しいＨＶカーであるアクアを注文したシウ彼。

さんざん待たされて、
この４月にやっと納車になった。

しかし、シウ彼が通勤路にしている道はかなりの勾配。
前に乗っていたｓｍａrtなら小さくてもかなり力強く走ってくれたのに
アクアはぜんぜんスピードが出ない。
そしてアクアの売りである「リッター３０キロ」っていう燃費の良さも
あまり発揮されない。
ま、シウ彼が一人乗りで使う車だからシウはどうでもよかったんだけど
やっぱりヴァンガードに比べると
その乗り心地は月とすっぽんだったのだ。

シウ彼は昔はかなりの車好きで
マセラッティ、ＢＭＷ、レンジローバー、ジャガー、ランドローバー等、
あとは忘れちゃった・・・っていう位、さまざまな車を買った。
最短で６ヶ月間で替えちゃったりとか、
なにしろ車にはものすごいこだわりがあったのだ。

しかし、世の中は不景気になってしまったし
エコという名のもとには
外車はどうしても悪役。
そんな感じなので
シウ彼も人が変わったように
ＴＯＹＯＴＡとかの“堅実”な車や
小さくてかわいいsmartに走っていた。

そんなシウ彼に悪魔がささやいてしまったらしい。

シウ彼の知人が
「○○さん。車好きだったでしょう！
　こんな状況（アクア）でいいんですか！！！」

その言葉に昔の血が騒いじゃったシウ彼。

その場でなんとなく、これを注文してしまったのだ。



困ったのはアクアの立場。

そこで思い出したのがシウ母。

シウ母はなんと初代プリウスに乗っていて、
かれこれ１２年目。
ということで
プリウスを出させて、アクアを引きとってもらうことに成功。
アクアは今注文すると納車は１２月だって言うし、
エアロパーツやスポーツサスペンションもつけているし
東京にはいらないけど“寒冷地仕様”なのだ。
東京で乗るなら、リッタ３０キロっていう燃費も活躍するだろう。
ほぼ新車を安く買えたと、シウ母も喜んでいる。

ところでシウとシウ彼は昔外国車にハマっていたころも
ジャガーやマセラティは許せるけど
ベンツは嫌だと思っていた。
シウにとって許せるベンツはゲレンデバーゲンだけ。
スマートもベンツだけど、あれはあまりにも別。
オジサン臭さマックスな車だと思っていた。

でも、そんな年齢になったのかな～

このベンツは気に入っている。
ベンツって言ったって、ＳＬＫ－ｃｌａｓｓだから
正真正銘のベンツユーザーからは失笑を買いそうだけどね・・・。
（３人の子どもたちにスネを根こそぎかじり取られているシウたちには
　これくらいがマックスだ。）

でもシウとシウ彼２人でこれに乗っていると気持ち良いし
「トランスフォーマー」みたいにガチャンガチャンってオープンカーになるところも可愛い。

中もなかなか素敵



乗り始めて２週間位になるけど
力強くて、高速もさすがの走りだ。

２カ月とはいえアクアにも愛着がわき始めていたけど
ま、いつでも会えるし。

若いころの感覚はいずこへ。
そういう年齢になったんだな～としみじみ。
しかも堂々とオープンカーにしたりして
我ながらバカっぽくオサーン化していると実感。