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『ガス燈』・・・64年前の美しい人

シャルル・ボワイエとイングリット・バーグマン。

映画史上に残る美しい人たちです。
バーグマンの映画は他にもいろいろ見るし
娘のイザベラ・ロッセリーニも有名だから
(フレンズにも出てたよね!)
64年の月日が経っても今だ大女優として
メジャな人だと思います。
シャルル・ボワイエはどうでしょうか。
一世を風靡したらしい俳優さんですが
やはり女優と比べると印象に残りにくいのかな・・・。
シウは彼の作品『裏街』を見たことがあります。
銀座の映画館で大学生のころ。
(もちろん、リバイバルのリバイバルのリバイバルよ!)
愛人の名を最期の最期に自分の枕もとで呼ぶ、という男の役でした。
シウは当時まさに“裏街”って状況だったので
泣いたな~~~

で、ガス燈ですが・・・
当時(64年前)だったら
美しいヒロインが精神的に追い詰められていく様子とか
ラストの謎解きとか、
きっと衝撃的だったのかもって思います。
今はもっとショッキングなものがたくさんなので
頭はマヒしちゃって、
サスペンスとしては物足りないけど、
素敵な映画であることに変わりありません。



先日
シウの職場の年配の女性同士の会話。

女性A「あなたって、イングリット・バーグマンに似てるわ。」

女性B「それって誰?」

彼女の年齢(60前後?)でバーグマンを知らないのにまず驚きだったんですが
おそらく人生で最高のほめ言葉をもらったのに(失礼。)
それに気付かないっていうのがすっごく残念でした。

====
『裏街』について
ファニー・ファウストの同名小説の映画化。
ハリウッドで4回も映画化されているようですが
調べてみると、シウが見たのは1941年のものです。
シャルル・ボワイエ&マーガレット・サヴァラン主演
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