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「エデンの東」

映画史に残る名作を上映するシリーズ。

今週はエデンの東だった。

あのテーマ曲と共に
これはこの先もずっと愛され続けていく作品だと思う。

中学校1年生の時だったと思う。
初めてジェームズ・ディーンのポスターを見た。

その時のシウの衝撃たるや。

世の中にこれほど素敵な男子がいるだろうか!

彼がとっくの昔に死んでしまっている、
伝説の大スター、ジェームズ・ディーンだと知って、
彼のその“伝説”のすべてのトリコになってしまった。

高田馬場の名画座で動くジミーにも会った。

それから○○年・・・

いまだにジミーを超える伝説には出合ってない。

↑の写真のシーン。

死んだとされていた母ケートを待ち伏せし追いかけるシーンの始め。
ジミー演じるキャル(ケイレブ)がこちらを見る。
初めて主役を演じるジミーの顔がスクリーンに写されるシーン。
これで多くの人が彼に夢中になったと思う。
それほどジミーの顔には人を惹きつける力がある。

レイモンド・マッセイ演じる父アダムに金の受取を拒否された時、
アダムに抱きついて泣く、という演出にない行動に出たジミー。
戸惑い怒る大物マッセイをなだめつつ、
「このままやれ。」とジミーに耳打ちしたというエリア・カザン監督。
天才と天才の出会いが名作を生んだシーンだ。

テンポも曲もすべてが完璧。
何度見ても批判すべきところがない。

少年であり、疲れ切った老人のようでもあり
一瞬のフラッシュのような人生が詰め込まれたジミーが
短い間でもこの世に存在したことがすばらしい。



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もう二度と見られないかも・・・
と思いつつ、
2日続けて劇場に行ったけど
考えたら他の映画だって、
もう二度と劇場ではみられない。
かえってこんな不朽の名作の方がまた上映する確率は高いよね。

あのつながりそうなあらあらしい眉毛を見てたら
ジミーから知性を全部取り払ったらジョーイになるな~って思っちゃった。

ジミー似の俳優さんて、けっこうたくさんいるよね。
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