★we were on a break★

お久しぶり!

『プレシャス』

2010-07-01 15:57:02 | 映画
楽しみにしていたプレシャスが
やっと田舎にやってきたので見に行ってきた。


ガボレイ・シディベ
モニーク
ポーラ・パットン
そして、マライア・キャリー。

これは女優の肉弾戦の映画。

オスカーの場では
主演女優賞を受賞したサンドラ・ブロックも
ギャビィ…って言って、ガボレイを賞賛していたよね。

ちょっと問題行動も報道されたりしてたけど
ガボレイちゃん、今後も活躍してほしい。


プレシャスといえば
余談だけど
「フレンズ」の中でフィービーが結婚するマークが一瞬付き合っていた女の子がプレシャスだった。
で、フィービーが大笑いして、「プレシャスなんて言えない。」って言うの。
たしか、“そんな犬の名前みたいな”っていう理由だったっけ。

16歳のプレシャスはすべてを達観してて
冷めきっているようだけど
本当は“愛”を切望している。
でも“愛”ってなんなんだろう。
彼女は愛なんて知らない。
自分を守るためにも
父からの性的虐待や母からの虐待を他人に言わない。
それほど彼女は無知。
誰も自分なんて愛してくれない、というプレシャスに
レイン先生が
「赤ちゃんはあなたを愛している。
 私もあなたを愛している。」
っていうシーンは感動的だった。
してやられてしまったよ。


世間の人々の多くは
心に優しさを持っていると思う。
色々な要素が人によって多かったり少なかったりするけど、
でもプレシャスみたいな子を見たら助けたい。
というか、その前に、彼女の状況が信じられない。
「なぜ、実の娘にあんなことをしたり言ったりするんだろう。」
でも、言えたり、やれたりする人がいるんだ。
理解できないけど。
子どもの権利を守る仕事の人は
まずそんなところから意識を持っていかなきゃいけないんだね。



プレシャス - goo 映画
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人づきあいって難しい | TOP | ギリシャ神話が好き。 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 映画