『テイラー・オブ・パナマ』・・・あぁピアース様、もう一度ボンドを・・。

２００１年製作『テイラーオブパナマ』、
ピアースブロスナン様主演のスパイ映画です。
原作『パナマの仕立屋』は傑作らしいのですが、
私は読んだ事がありません。

ピアース主演というのに、今まで観ずにいたのが不思議。

あらすじ

このお話はきっと小説で読んだほうが良いのだろうと思いました。
現実と空想の境が段々分からなくなっていくのが
小説だともっと感じられたかもしれません。

映画になってしまったこの作品は
コメディなのか、シリアスなのか
スパイ映画というより冴えない詐欺映画というのが
誰もが抱く感想ではないでしょうか。


ピアース、ボンド降板
というのを以前書きましたが、
やっぱりピアースにはもう一度ボンドをやって欲しい。
どうもレミントンスティール以来、
彼の当たり役ってボンド以外にない気がします。
“ワイルドな気障男”ピアース様は
ワイルドさだけを出した『テロリストゲーム』も、
気障男というだけの『ミセスダウト』『マーズアタック』も
ファンにとっては
「お遊びだったのね・・・」

透明カーに乗り、女の人をナンパして
サーフィンしたり、がけから飛び降りて飛行機に乗り移り
敵とたくましく格闘する
・・・・・それも全部笑顔で。

もう一度そんなピアースボンドが観たいです。