好きになるのに理由はないけど・・・

嫌いになった理由は言えない・・かも。

先日誰かが書いているのを見たんだけど

“デート中に彼女が鼻毛を出していて、別れたくなった”
というのが要点。
それについて
沢山の人がコメントを寄せていて、
そのほとんどが
“心が狭い、器が小さい、そんな男は最低”
っていうものだった。


でもね。

“彼女”だよ。
“妻”ではないんだよ。
文面を見るに、付き合ってそう長い感じでもない。

ものすごく些細なことで
相手を嫌になってしまうっていうのはあると思うし
仕方ないと思うんだけど、
どうでしょう。

理由なんか無いんだよね。

シウも
そういう心当たりがある。

シウの友人は
相手の男が目の前でホットケーキを食べている姿を見て
一刻も早く別れたい気分になったと言ってた。
シウ彼は
すごく可愛い彼女だったんだけど
上着の胸のところに食べ物のシミをつけてて
その映像が目に焼きつき、
それでどうしても受け付けなくなったっていう経験があるらしい。
作家の林真理子さんが
彼がハンバーグを美味しそうに食べている姿を見て
その言いようのない貧乏臭さに
嫌悪感を抱いてしまったって言ってたのを聞いたことがある。

それは、“身だしなみ”がどうとか、
そういうきちんと説明できる理由なんか無いんだよ。

なにしろ、嫌になった。

それだけ。

でも、それは仕方ないよね～なんていうコメントをしている人がいなくて
皆さん、鼻毛で嫌いになった彼氏を責めているんだよね。
それが不思議。

だって、恋愛だよ。

理由なんてないじゃん。

気分だけに左右されたり、
すごく理不尽だったり、
好き、嫌いの気持ちなんて
どうすることもできないもん。

ただ付き合っているだけの段階なのに
そんなに責任感じなくちゃいけないのかしら？