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「グッモーエビアン!」

よういずみおう、
にょういずみにょう

なんて、いまだに藤やんに言われたりしているけど
俳優として映画に出ている大泉さんは
本当に輝いている。

今回のヤグ役は
まさに大泉さんのイメージそのままなんだけど
実際の大泉さんは
意外にもプランBどころか、プランC位まで用意してしまうタイプだ。

「水曜どうでしょう」が北海道でかなり人気になり始めたころも
“つぶしが効く”という理由で
大学で教職を取っていて、教育実習にも行っている。

(大泉さん曰く、生徒の方が頭が良くて、
 大泉さんの授業で寝ている子がいたとのこと・・・
 もったいない!)


とはいえ、
あまりにも現実離れしたヤグというキャラクターを
あそこまで自然に演じられるのは
大泉さんだけだろうな~。


母親のアキの存在感が良い。

一見、昔ながらの理想的な母ではないのかもしれないけど
アキは考えてみると、十分に理想的な母である。

子どもを大事に考え、
きちんと責任を果たしている。
ご飯の支度は娘がやっているけど
それは悪いことじゃない。
がんばって働いて、娘をきちんとしつけている。
世間の常識が必ずしも正しくは無いと考えさせられる部分だ。

だからハツキが心の立派な娘に育っていることが
不自然ではない。
こんな母に育てられたら、
きっとこんな娘になるだろう・・・と納得してしまう。

ところでハツキは
何でも自力でしようとする娘で
他人に面倒をかけることを善しとしていないところが
とても偉いんだけど
そういう人はともすると他人の痛みや弱さがわからないことがあるよね。
自分が一番頑張っている、と心の中で思っているから。

そんなハツキがさまざまな経験を通して
「自分が一番わかっていなかったんだ・・・」
と気付くのがみどころ。

良い作品だった!
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