無関係ではいられない。

関越道で起こったバス事故。

４０代の運転手さんが居眠りだったとか。

たくさんの方の人生が狂ってしまった大事故は
本当にいたましい。
バス旅行の主催会社やバス会社に調査の手が入っているという。

お亡くなりになった方のご冥福と
怪我された方の一日も早いご快復をお祈りします。

直接の被害者の方々、その周囲のご家族の方々はもちろんだが
こういう事故が起きると
皆が被害者であるとも思う。

運転手さんも４０代という働き盛り、
一度のミスが招いてしまったことの、あまりの大きさに
きっと押しつぶされていることだろう。

これは決して他人事ではないと思う。


安ければいいという、
わたしたちの感覚を見直さなければならない。

バス会社の運営を責める方向になってきているようだけど
バス会社に責任を取らせただけで終わりにしてはいけないと思う。

あらゆるものの不自然な安さに対し
不審を抱き、
時には思い切って、“利用しない”という選択をするべきだと思う。


今回をそういう意識を持つきっかけにしないと。


国の政策がまずいと文句を言い続けている私たちだけど、
文句を言うだけでは変わらないということに気付いているはず。

自分たちで、政府は関係なく、何か変えていく動きが必要。

としたら、
バカじゃない私たちは
まずは、むやみに安いものに飛びつかないという決意を。

変わるときは苦しいけれど
今のままでは、その場しのぎの痛みどめで苦しさを少しだけ緩和している状態だ。

政府はわたしたちの暮らしなんて、
絶対に良くしてはくれない。