「ハンガー・ゲーム」

前評判と
最近注目しているジェニファー・ローレンスに釣られて
初日で見てきた。
「ボーン・レガシー」とどっちにしようか迷ったんだけど
・・・・・・

「ボーン」にしたら良かったかな・・・

とはいえ、
マイティソーの弟や
怪優、スタンリー・トウッチ、
「テラビシアにかける橋」の男の子なんかが見られて
ま、面白くなくもないか。



以下ネタバレです。





シウは見てないんだけど
邦画の「バトルロワイヤル」のパクリとかって言われているよね
どうなんだろう。

全米興行収益がものすごいことになっているとか、なんだとか、
きっと原作がベストセラーだからだろうけど、
この映画自体の評価はどうなんだ？
シウとしたら
すべてにわたって、不完全燃焼。
エンドクレジットが流れ始めたときは
「え？終わり？」って
そこが一番のサプライズだったぞ。
途中途中、面白くなくもないけど
全体に肩すかし。
あんなの必要か？っていう感じの大仰な大本営みたいなところで
綿アメみたいに作られる生き物たちが、ちょっと面白かったけど。

なにしろ、
とっかかりや設定は面白いのに
掘り下げ方がさっぱりなんだよね。
殺人スズメバチとか、変なクーガーみたいなやつとか、
もっと面白い場面にできたんじゃないか。

小賢しく「ハンガー・ゲーム２」に続く・・・みたいになっていたから
あくまでこれは前振りにすぎないのか。

２４人が戦って２３人を殺さなきゃならないはずなのに
主人公が繰り広げる死闘はほんの少し。
常に誰かが現れてラッキーな展開。
戦っている子どもたちのそれぞれのキャラも、いまいち浮かび上がってこない。
キツネ顔の子は頭が良すぎて倒れた・・ってなっているけど
そんなこと知らなかったぞ。

きっと原作を読んだ人だけが、心底楽しめるんだろう。

「ミレニアム」もそうだけど
あれは映画だけでももっと楽しかったぞ。

だんだん、怒りがフツフツしてきた・・・・

フン