2016年2月8日(月)
本格的な春到来を前に、ちょっと早め(?)にリアタイヤを交換することにしました。
備忘録によると、前回交換が2014年6月28日。 1年半で約1万2千km走ったタイヤは ↓↓↓ こんな感じです。
スリップサインまで1~2mmなので、上手く走ればあと数千kmは行けそうだけど、オフロードタイヤとしては終わってます。
そして、新しいタイヤは 散々迷った末に、今回もブリヂストンのTW302に決定。
タイヤ交換のついでにエアーバルブも交換しようと思い立ち、慌てて2りんかんへ買いに行くと...
レジのおじさん : 「これ、タイヤを外して交換するものですけど」
私 : そんなこと分かってるよ!っと思いながら 「はい。 タイヤ交換のついでに交換しようと思って」
レジのおじさん : 「うちにはタイヤチェンジャーがあるので...むにゅむにゅ」
私 : 「最近は、自分でタイヤ交換する人は少ないのでしょうかね?」
レジのおじさん : 「ほとんどいらっしゃいませんね~」
私 : 「そうなんですか...むにゅむにゅ」
SL230のリアタイヤはチューブレス。 チューブレスタイヤを自分で交換するときの問題が、ビート落としと、ビート上げ。
みなさん、この2つの問題で、自分で交換されるのを躊躇される方が多いのではないでしょうか(?)
もっとも、交換工賃からするとバイク屋さんに頼んだ方がコストパフォーマンスは高いので、その方が正解でしょう。
でも、私の場合は "バイクのメンテナンスは、基本的に自分でやる!" と心に誓っているので、今回も自分で交換することに
そんなことで、まずビート上げの極意(そんな大げさなものではないけど)をちょっとだけ紹介させてもらうと
まず、タイヤ交換の一週間ぐらい前から1Lのオイル缶をビートの間に挟んでおきます。
これだけです。
今回は、オイル缶が2個しかなかったので、サスペンションオイルとテニスボールの缶で代用しました。
ただし、テニスボールの缶は薄いアルミなので表面がすぐにボコボコになりますので、要注意。
タイヤのビート広げで使ったテニスボール缶を持って試合に出掛けて行くと、対戦相手に嫌な顔をされるでしょう。
では、作業開始。 リアタイヤを外したら、第1関門のビート落としが待っています。
最初は、スーパーカブのサイドスタンドで押しつぶしたりしていたのだが、2回目からタイヤレバー2本で落とせることが判明。
タイヤとホイールの隙間にシリコンスプレーをひと吹きすると、より簡単ですね。
あとは、チューブを気にする必要がないので、ひたすら力技でタイヤをホイールの外側へ。
両面のビートを外したら、ホイールをタイヤの中へ完全に落とし込み、これまた力技でむにゅ~っとホイールを引っ張ると分離成功。
古いエアーバルブはニッパでちょん切って、ビートクリームをたっぷり塗った新しいエアーバルブを挿入。 挿入には潤滑が重要ですから
新しいタイヤの組み付けは、チューブを噛み込んで穴をあけたり、エアーバルブがホイールの穴に入らなくてイライラすることはないので、
ビートクリームを塗り、両手と両足(膝の使い方が重要です)を使って ひたすら力技のみ。
組み上がったら、自転車用の空気入の出番。 タイヤとホイールに隙間がないので、これで十分。
うっすらと汗をかきだすころ ポン!、ポン! とビートが上がってきます。
ここは、必ず ポン!、ポン! と2回音がするまで空気を入れ続けましょう。 さもないと、走行中にタイヤがペッタンコになるかも
この後、ブレーキフルートとブレーキパッドを交換予定なので「3回目のリアタイヤ交換編」は、ここまで
では、では、
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1月のカフェミーティングでご一緒しましたCRM乗りのおーです。
ご自分でタイヤ交換もされるんですね。
私もメンテは自分でフルメンテですのでご苦労はわかります。
(腕がもう一本あったらどんなに楽かとか思いますよね)
しかし、セローのリアタイヤはビードブレーカー無くとも出来るのですね!
チューブレスは作業時の固さはあるんですが、取り付け時のチューブの噛みこみがないのでそこはいいんですよね。
2ストは目立ちますから、よ~く覚えてますよ。 これからもよろしくお願いします。
って、そんなことより
ゴラ~! 私が乗っておるのはセローじゃなくて、HONDAのSL230じゃ
よりによって、どうも好きになれないセローと一緒にされるとは心外です。
でも、両足が着く現行のオフロードはセローしかないのが悲しい。
では、では、