独マックス・プランク天体物理学研究所(Max Planck Institute for Astrophysics)などの研究者らは今回、宇宙の膨張率を測定する新たな手法を開発したと明らかにした。これにより測定したハッブル定数は82.4で、過去の推算値を上回っている。だが、今回の測定値に10パーセントの誤差があると論文は認めているが、これは測定値が74~90の範囲にあることを意味する。
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/宇宙の膨張率を新たに測定、謎解明に一歩前進/ar-AAHq3Wf
であれば、
パイオニア・アノマリーは、従来の理論で説明できない新しい現象を示している可能性があるだけに、幾人かの理論家がアノマリーに新たな物理的意味を見出そうとし、力や重力の理論の改変も含む新しい枠組みの理論や宇宙論に基づく解釈を用いて説明を行おうと試みている。 宇宙論との結びつきとして、単なる偶然か秘められた物理的意味があるのかはわらないものの、アンダーソンらはアノマリーとして測定されている加速度 aP = (8.74±1.33) × 10−10 m/s2 が、光速度c とハッブル定数H0 の積 cH0 に近いことを指摘していた[24]。 しかし、aP = cH0 とした場合、ハッブル定数は H0 = 95±14 km/s/Mpc でなければならないが、その後WMAP衛星などによってハッブル定数の決定が進み、2010年現在ではH0 はこれより小さい 73 km/s/Mpc 程度となっている[25]。
大きさの変動
2010年当時、アノマリーは 20 au の距離を越えて以降、10 % 程度の変動の範囲内でほぼ一定であったと考えられている。 もし原因が熱放射なら、一定の時定数をもつ崩壊熱の指数関数的減少に対応した減少がみられるはずであり、本当にそのような減少が起こっていなかったのかどうかが問題となる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/パイオニア・アノマリー
太陽方向への加速度8.74から熱放射分を差し引いて、一定に残った7.84の比を95km/s/Mpcに掛けると85km/s/Mpc程度になるから、十分新しいハッブル定数の誤差の範囲に入るではないのか?
「これまでのパイオニアアノマリーの説明は、探査機内部の発電器から生じた熱放射が探査機をプッシュバックさせたなど、探査機のメカニカルな機構面に原因あるとするものが多い。しかしこの説で説明できるのは減速分の15~20%で残りの80~85%分について説明が付かない」とKopeikinは述べる。
https://open.mixi.jp/user/3472200/diary/1939938630
ニュー・ホライズンズ探査機はパイオニアと同じくスピン制御を用いているため調べる話はどうなったんだろう?