米軍予算はクリントン、2500億$、ブッシュテロ以降、4000、7000億$、オバマ1.1兆$に膨張、
*ブッシュ大統領のテロ戦争開始宣言は、米国による、海外紛争の戦争化宣言と解釈すべきだ、米国にお出ましねがわなければ ,局地紛争ですむことが戦争へ規模化する、オバマ以前は、ブッシュ2世が最悪の大統領、オバマが出てきて戦争を地域的に拡大したから、オバマが史上最悪の大統領になった、
*戦争大統領の背景にある力学はなにか、軍需産業の拡大要求、兵器在庫の膨張消化、自国(イスラエルを含めた)の安全強化、拡大、
アフガニスタンに米軍兵士を1人駐留させておくコストは年間200万ドル(約2億円)以上との推計もあり、アフガン完全撤退で国防予算にいくらかの余裕は生まれるとみられる。ただ、世界各地では武力衝突は増加傾向にあり、米国と中国やロシアの間でも緊張が高まっている。
つい昨年まで米政府内では、イラク問題には完全に背を向けられるようになるとの楽観論が残っていた。しかし、アルカイダから派生した過激組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」がイラク国内で進撃を見せると、米国はいち早く反応。ペルシャ湾に空母を送り、特殊部隊員を含む数百人の軍事顧問をイラクに派遣したほか、空爆の可能性も検討している。
オバマ大統領は5月に陸軍士官学校で行った外交政策演説で、米軍は武力行使により慎重になる必要があると力説した。
しかし現実に目を向ければ、オバマ政権下の米国は、以前に比べて小規模であることが多いにせよ、世界各地に米軍を送り込むという姿勢は変えていない。
<予算と責任のジレンマ>
CSISは2日発表した報告書で、米国防総省の基本予算は2012─2021年に約2割減る可能性があると指摘。米国社会の高齢化が進むなか、医療や社会保障に振り向ける支出が増えるため、国防費の削減圧力は「弱まらない」との見方を示した。
オバマ大統領が一期目の政権に就いた2009年、国防総省の予算は約7000億ドル(約70兆円)だった。2015年度の国防予算案は、戦費を除く基本ベースで4960億ドルで、これに推計790億ドルのアフガン向け補正予算が追加される。
国防総省の財務責任者であるロバート・ヘイル国防次官は、ロイターに対し、新たなイラク対策のコストが不透明なため、海外活動費に関する予算の議会提出が遅れたと明らかにした。
米国の軍事費は依然として世界で突出しており、一国だけで世界全体の3分の1以上を占める。*朝日新聞、ロイターせんそうだいt
しかし、ロシアや中国との差は縮小傾向にある。2008年以降、両国の防衛費はロシアが30%、中国が40%増加した。中東やアジアでも、軍事支出を急激に増やしている国は少なくない。
さらに、多くの国が軍事力の大部分を自国の周辺地域・海域に集中させている一方で、米国の軍事力は世界各地に広く分散している。米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は今年3月、「予算上の制約により、多くのリスクを受け入れざるを得なくなっている」と語っていた。
<混迷深まる世界情勢>
デンプシー統合参謀本部議長は、米議会が予算で合意できずに自動歳出削減措置が発動された場合など、さらに予算上の制約が強まれば、米国や同盟各国への危険は増えると警鐘を鳴らしている。現役の政府関係者や元当局者は、国防総省が抱える本当の問題は軍事的義務の多さではなく、福祉手当や年金のコスト、防衛装備品の調達費などが増えていることだとも指摘する。先週にロイターのインタビューに応じたヘイル国防次官は、既存の兵器を新型に切り替える場合、コストは通常3倍に増えると語り、持続可能とは言えないと語った。
*米、軍需産業の寡占的肥大構造、退役高級軍事官僚の増加の加速性とシナジーしている、
2011年まで米海軍大将を務めていたゲイリー・ラフヘッド氏は「混迷が深まる世界の傾向はすぐには変わらない」とし、「現在は海と空で対処できるレベルだが、時間が経つに従って、米軍に深刻な負担を強いるようになる」と述べた。
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