日本の秋〜赤とんぼ

10月も終わり頃になって、やっと秋を感じるようになりました
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか


今年は暑さが続き、なかなか秋が来ないように感じていましたが、
それでも少しずつ気温が下がり、稲刈りの終わった田んぼに行くと赤とんぼがいっぱい飛ぶようになりました


稲のない田んぼが続く風景は、暮れゆく今年を表しているようで、少し寂しさも感じていました。
でも、その田んぼに立って辺りを見回していると、遠くの山々と広い広い空が目に入ってきます。

そして赤とんぼがいっぱい飛んでいて、本当に美しい光景です
稲のお世話に追われていた時には気づかなかった、豊かなものをど〜んと心に感じることができます。


今回はその光景をお地蔵さんと一緒に描いてみました

タイトル 令和六年神無月 田んぼと赤とんぼ 〜故郷の秋〜
（HP：幸工房 前田五月 “お地蔵さま”)　
※縁色：土器色 かわらけいろ (日本の伝統色)※



私は、今回の絵を描きながら懐かしいような幸せを感じました
これが私の中にある故郷の秋の風景です。


皆さんの心の中にある故郷の秋の風景、日本の秋の風景はどんなものでしょうか
暮らしてきた環境の違いで、人それぞれ違いがあると思います。

でも米作りをされてきた方々にとっては、
こんな稲刈りが終わった田んぼに赤とんぼが飛ぶ風景には懐かしさを感じられるのではないでしょうか


私にとってはずっとずっと続いて欲しい日本の秋の風景です
豊かな自然がこのまま守られていきますように













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