惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

突然泣き出す惠子。情緒不安定.慰める言葉もなし。

2014-02-07 22:47:31 | ケイ子、倒れる。

2月5日・水曜日

ここまで必死になって書いてきた。壊れた惠子のことを書くのはつらい。
しかし、何も言わないのは、もっとつらい。
すべてが折れそうになる。砕けそうになる。歯を食い縛って記してきた。
そして、今日の出来事を書くのはこれまで以上につらい。

でも、続ける。

惠子は私の太陽だった。そして、おんぶにだっこ、すべて彼女まかせだった。

二人での海外旅行。その手配もアテンドも惠子の仕事。

ビジネスでの切った張ったも惠子。

彼女は太陽。それを軌軸に、私たちの宇宙は動いていた。
その太陽が、突然、壊れた。沈んだ。
生活のひとつひとつが、すべが軌道を逸脱しはじめた。


突然、惠子が顔をゆがめ、
一人、声を押し殺して泣いていることが多くなった。

当初は知らぬ振りをしていた。

ポール・マッカートニーのコンサート見ていて、泣き出す。
どうした?
手を握って言う。私はもう歌えなくなった。
過去に伝説のロックのライブ・ステージを演じたことのある惠子。

唇をかみしめさめざめとなく

事務所で一人だと、三日前のコーヒーをわかして飲んでいるというと、
可哀想と泣く惠子。


話せない。歩けない。私は直るのだろうか。不安に襲われるのか、
突然涙を膨らませる。ぬぐおうともせずに一点を見つめている。
情緒不安定、この上なし。


こんな体で生きている価値があるのか。意義があるのか。などと言い出したら…。

私には説得する言葉がない。すべがない。

もうやめよう。はい、今日は、おわり。