今、私たちの周りにある鉄は、純粋な鉄が多いです。
ですが、純粋な鉄は、穴を掘ったら出てくる、なんてことはなく、
自然界には、酸化された(錆びた、に近い)状態で存在します。
鉄を、純粋にするには、炭素を加えて
カンカンに加熱します
2C +O2 → 2CO
炭素が酸化され(酸素と結びつき)一酸化炭素が生まれます。
Fe2O3 +3CO → 2Fe +3CO2
一酸化炭素は鉄から酸素を奪います。
赤文字は、純粋な鉄を表しています。
さて、加熱ですが
どれくらいカンカンかと言いますと、1500℃くらいです。
昔は、炎の温度を1500℃まで上げることは
そう容易ではなかったはずです。
(私は700℃まで上げられますが、まだ半分にも達していません。)
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