2016-05-19 | 化学
毒バッヂ
2014-09-26 | 化学
一般に、人体にとって有毒な物質の構造式を、アクセサリーに
とってもきれいですが、あくまでも毒です。
毒バッヂ
化学好きの友人が、これに似たものを
針金を曲げて、一生懸命、作っていました。
p-フェニルアゾフェノール
たしか、こういった形のものです。
昔の技術で、炎の温度を1500℃(実際はもう少し低かったそうです)
まで上げる方法!!
行きます<●><●>
風の強い丘に、図のようなトンネルを設置して、
低いところへどんどん風を送り込みます。
送り込まれた先には、燃え盛る炎、そして、中に鉄鉱石!!
炎は、空気を沢山送り込まれることで、温度を増します。
そうなることで、鉄から酸素を奪う反応(還元)が進みやすくなり、
より、純粋な、より、丈夫な鉄が作られてゆくわけです。
今、私たちの周りにある鉄は、純粋な鉄が多いです。
ですが、純粋な鉄は、穴を掘ったら出てくる、なんてことはなく、
自然界には、酸化された(錆びた、に近い)状態で存在します。
鉄を、純粋にするには、炭素を加えて
カンカンに加熱します
2C +O2 → 2CO
炭素が酸化され(酸素と結びつき)一酸化炭素が生まれます。
Fe2O3 +3CO → 2Fe +3CO2
一酸化炭素は鉄から酸素を奪います。
赤文字は、純粋な鉄を表しています。
さて、加熱ですが
どれくらいカンカンかと言いますと、1500℃くらいです。
昔は、炎の温度を1500℃まで上げることは
そう容易ではなかったはずです。
(私は700℃まで上げられますが、まだ半分にも達していません。)