炎の筆跡
2014-07-30 | 化学
これは、紙に火を近づけると、
そこから文字が浮かび上がるという不思議な実験。
煙草の灰を集め(200cc)、それを白っぽくなるまで炒めます。
そこに50ccの水を加え、冷ましておきます。
覚めたらコーヒーフィルターで透明になるまで濾して、
その液を、半量程度になるまで煮詰めましょう。
これで、炎のインクは完成です。
そのインクで、紙に文字をかき、線香の火を近づけると、どうでしょう…
筆跡の部分だけ、燃えて、文字の形に抜け落ちていきます
原因は、灰に含まれる炭酸カリウム(K2CO3)です。
物を燃え易くする作用があり、
それによってインクを付けた部分が、率先して(?)燃焼したのでしょうね(o^_^)b!!
やるときはシンクの真横とかがいいと思います。