文化財を遺す遺さないとか。観光資源としてマネタイズいくことが重要になりそう

2015-06-10 | 思ったこととか

写真:wikipedia


文化財を遺す遺さない的な話を書いたけど、もっとなるほどという記事が出てきた。

「日本は世界で人気」なのに、外国人観光客数ランキングが「26位」の理由 (1/4)



記事によると、訪日外国人観光客が多いと言われているのに、世界的には観光客数ランキングが世界26位と圏外らしい。理由は文化財を観光資源かできていないとして、文化財について以下のように考察している。


「観光立国」として名の知られた国だけではなく、世界では文化財というのは、自国の観光客のみならず他国からの観光客を呼べる大切な“観光資源”という位置付けである。だから、ガイドや通訳だけではなくイベントやらでとことんマネタイズする。そのカネを修復や保存にまわすことができて、さらに魅力のある施設になれば、より多くの観光客が訪れる。つまり、文化財は地域の経済や雇用に好循環を生み出す“エンジン”のような存在なのだ。

 しかし、日本の文化財は違う。あくまで「保存」がメインであって、観光客を呼ぶことに重きを置いていない。それは外国人観光客への対応を見ても明らかだ。立て看板の横に直訳した英文の解説があるくらいで、「拝観料を払ったら自分たちで適当に見学して帰ってよ」と言わんばかりだ。



これだよなーーっと納得した。


歴史的な建造物など文化財的なものを遺すにはマネタイズが必須。
「保存」だけじゃ国のお金がまいっちゃう。
それには文化財を観光資源として活用することで国内外からマネタイズする仕組みづくりが必要か。



遺すものと潰すものを判断する際に、別の視点でマネタイズできるかにもっと知恵を使っていく必要がありそう。
日本では文化財まわりの関係者にビジネスよりの人がかなり少ない気がするのでしばらくはやばいのか。
「馬鹿が多く歴史的に価値あるものをどんどん壊しちゃう時代だった」と歴史の本に書かれるのかもしれないね。



こういった記事が1週間以内に2本も出るあたりをみると、
私のアンテナがそっち側にいっているのもあるけど、世の中的にそんな傾向になってきているほうが強いのかな。


最新の画像もっと見る