最後の4期になって、作品の配置かしら?写真が撮りにくかったです
4期は55作品、作品数が多かったからなんですね
一部を撮り損ないましたが、撮影した中からいくつかご紹介します
詳しくは、お家元のリモート鑑賞ツアーをご覧ください
参考: 草月HP New Challenge Exhibition「水のない いけばな展」
綾星の他にも、各期に足を運ばれた方、
あの期のあの作品が良かったけど、写真は無いの?・・・というのがございましたら
ご一報ください
できるだけ、更新してあげてみたいです
お家元のリモート観賞ツアーがアップされましたので、各作品の作者・題・花材・ポイントを青字で加筆いたします
今期もお家元の作品からご紹介します 「家元作品の制作」動画はこちら
下から登っていくと初めはこのように、そして正面から見ると3枚目のように見えます
勅使河原茜家元/RebornⅣ/アララギ・ドラセナ花殻・グラスファイバー・ヘアースプレー
動き出しそうな感じ、足が軽やかで上が重いところが面白いと思う
グラスファイバーはヘアースプレーで固めた
改めまして拝見していきました
宇宙の渦を見ているようです。覗き込むんだのが2枚目の写真
多田霞優/三密は嬉し/ミツマタ一種いけ
細かくてかわいらしい、軽やかでリズミカル
丁寧に編んだ球体と曲面
加藤湖昌/飛びたい!/竹
パタパタと上がる感じはたしかにする。丁寧に編み、気持ちが良い作品
乾燥して硬いはずのミツマタが、柔らかい曲線を作っています
これは後ろ・下から見たところです
荒木草詠/西風が見たもの/ミツマタ・タンブルウィング
ミツマタをかなり動きを持って表現している、風で転がる素材を使っていて風を感じる
もと植物だったティッシュと箱
木崎宏恵/ヤッホー/グラスペディア・ティッシュボックス・ガラス花器
なぜ選んだか、いつも個性的な作品を出している方なので思いはきっとあるのだろう
横長の作品を横から見て撮ってみました→やはり正面から見たほうが深海生物っぽかったです、すみません
北村青霞/深海生物/ヒマワリ・オクラ・エリンギ・苔・エリンギ・トウガラシ
角度によって違う、正面から見ると口を開けたみたい、動き出しそう
同じくヒマワリの作品、縄をつかった作品はほかにもありました
今村草玉/融合/ヒマワリ・ロープ。鉛
いろんな角度で違いが出る、ヒマワリの丸みと曲線の面白さ異質素材との対比、動きがいい、空間も出ている
中に鉄の土台が入っていて、作ったようです、少し見えます
阿部琇扇/漂白花材の楽しさ/シーブッシュ・スズメ瓜
シンプル、中に土台がありそこに素材の面白さと色の効果も出ている
不思議に曲がった竹の構成、竹は金色に塗られて息が止まり金属になってしまったようです
伊藤静夕/変容/竹
輪切りにしてみたり、巡り巡っている感じが面白い、竹の形も自分で変えたのか工夫していてかっこいい
青竹の作品はお正月を連想させます
松野紗光/蓬莱城・ラ・プリマヴェラ/マダケ・ササダケ・サンゴミズキ・ヤナギ
香川県の亀山城を思って作ったのか、動きがいい形で立体感を出している
こちらも青竹の作品
水のないいけばなということであえて剣山を見せている
古月清舟/囲城(内にあらば出でんと欲し外にあらば入らんと欲す)/アクリル・竹・ハラン・剣山
思いがおありになる。剣山も素材。剣山の形・アクリルの穴の形。世界が出来上がっている。
着色した竹の線を楽しく組んだ作品
ちん玲/次元/竹ひご・竹の枝
色の組み合わせで個性が出る、柔らかい
地衣類も水なしで使える緑
山本彩華/希望/ツル・エアプラン津・ナタ豆・オーニソガラム・砂
かなりいろんな素材が混ざり合っていい感じ、オレンジの曲線がいい
このように太い木を、どっしりとでも楽しげに軽やかに使った作品が各期にありました
魚津萌玉/金の洞/ヒノキ・真鍮
見る角度によって違う、きれい、空間が面白く出ている、真鍮が自由に動いている
めずらしく花器を使った作品
花器からモクモクと這い出し広がっていくようです
虻川愛/壺の中から夢や希望がジャジャジャジャーン!!/自作花器・ワイヤープランツ・和紙入り石膏ボード・アクアバルーン
柔らかい繊細な部分と球体が上昇する感じも出ている
骨を連想させる白に濃い緑が効いている
三浦紅舟/脱皮あるいは再生/和紙を張った木・コウゾ・苗
層にした重なり合いが面白い、丁寧で繊細な作りをじっくり見るとよい
正面から見おろすと横長なんですが、しゃがんで横から撮ってみました
木村緑星/きざし・春/ニューサイラン・試験管・ペッパー紅
石の上にぴったりの作品 。石の冷たさに対して暖かい。
強い黒と赤、その後ろから見え隠れする植物が楽しい
左の模様はタケの節だろうか
新屋真峰/月映え/鉄・トウ・ツゲ
鉄の面の使い方が面白い、個性がある、思いが強く出ているがシンプル、やりたいことがはっきりしている
枯らしたアンスリウムも味があるなと思いました
岡希久子/統合/アンスリウム・モンステラ・鉄
自作鉄、色で一体化している、アンスリウムが何とも言えない、語り合っている、整然としている
丁寧に巻いた葉の筒の繰り返しによる作品
これは、鉄の土台と中心に1本鉄が貫いているのでしょうか
北田紅桃/赤と紅の協奏曲/ドラセナ
リズミカル、動きがある
質感や色の配分も考えてあえてプラスチックのバランの緑を多く厚くしたのか
竹皮はバレンにするけど、バレンとバラン?・・・
田中暁/ころな 晴れたかな/竹皮・バラン・センニチコウ・エリンギ
素材の選び方が面白い、バランが生々しい質感と色、よくこれに出会った
花器のように見える土台は、梱包材料でしょうか
いろんなものが使える素材になるんだと各期で教えていただいたように思います
野澤彩葉/萌芽/カラタチ・シーグレープ・ヤツデの実・梱包材
色の効果が全体的にある、一体化していて面白い
書斎やリビングに置いたらよさそうな作品
木口海洸/箱と線/ミツマタ・シュロ縄
表情の違いが面白い、シュロ縄がいい形で動きを出している
こんな自作花器もあるのかと楽しくなる
李樹星/会話/透明ビニールシート・カラタチ・アスパラプルモーサス
会話している 。ビニールの伸ばし方でいろいろ、アスパラガスも繊細
団扇の骨の一種いけ、これはプラスチック骨?
宮川美翠/換気/プラスチック団扇
今は換気ですね。曳いて引いて見ると軽やか。大きい美術作品として存在できる、シンプルでかっこいい。
積み木や郷土玩具のような作品
切り口を丁寧につなぎ合わせて構成している
牛久保翠吏/エンドレス/コウゾ・和紙
ずっと続いていきそうな感じ、組み合わせていくと形との出会いがある、どんどん広がっていく。動きが面白い
なるほどお教室にある三角の花器を使ってこういう風にまねできるかなと思わせる竹皮の一種いけ
竹串で留めてあるようです
海老原綾霞/石は夢みる/竹皮・竹串・那智黒石・鉄
那智黒石にびっくりする、はじめての形。包まれている。生まれてきた感じ、希望につながる。
素材はなんだろう、少ない量の青と黄色が効いている
杉山貴彩/春のこころ/藤蔓・竹
竹が動いている、作っているので竹に見えない。ポイントの色が何とも言えない。
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お家元のまとめ
これだけの作品を見せていただいて元気・勇気・朗らかな気持ち・笑い・びっくり・・・すごい作品ばっかりだった。作者に会いたくなった。個性豊か、さすが草月。プラザだからこそだったし、プラザがよみがえり、プラザになんなく作品が存在したのがすごい。
この状況の中でトライして、大成功だった。皆のアイディアが花開いた。
それではまた元気でお会いしましょう。ありがとうございました。
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5階の日本間も見てきました
日本間は前回と同じで、床の間はいけかえられていました
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同じ5階で本部教室が開かれていて、その花材の一部を見ることができました
アオモジとおかめ桜です
他にはトサミズキやウリハダカエデ、黄色い花のサンカクアカシアなどがありました
緊急事態宣言でおけいこ中止の間に、季節が変わっていきますね
今日3/11、観測史上一番早く広島でソメイヨシノが開花したとのことです
~文責・綾星~