俺の異世界トリップ 2024-01-12 05:13:00 | 超短編小説 俺は気づいてしまった。自宅の地下室の扉が、異世界に通じていることを。そして思いきって侵入してみた。 するとそこはなんと、母の故郷だった。親戚に会えるかなと思って散策してみたら、何処かで見たような顔が…あれは若かかりし頃の叔母だったのだ。その容貌にビックリ!俺と瓜二つ。ホクロの位置迄そのまんまなんて…そうだ、ここは過去の世界だったのだ。 俺は、過去の世界を変えるつもりはないから、静かに戻ってくる。そしておもむろにスマホを取り出し、近所の整形外科を検索しだした。 Fin