今日も訪問ありがとうございました。ルイ、なんかも良いなぁ・・・妄想です。
ここに超絶美貌を持つアイドルがいる。15歳で、衝撃デビューを飾って以来、瞬く間にトップに立った。各メディアは挙って彼女を取り上げた。世間の関心ごとは、なんと言っても、彼女の恋愛観だ。「どんな男性が好みですか?」「彼氏はいますか?」そんな世間を鮮やかに切るように、彼女の答えは明瞭だ。「私が欲しいのは、『彼』じゃない、フィアンセです。私に釣り合う、ルックス、経済力を兼ね備えた男性を待っています」そんな彼女は17歳でゴールインした。国民中納得のお相手だった。結婚会見、またもや、名言が飛び出した。「これから、もっと美しくなるのに、勿体ないと思いませんか?」と聞く記者に、彼女は言った。「一番美しい時の自分を、一番愛している人に捧げたいから」彼女の影響力は絶大であった。女達は、確実な相手を求めだし、早婚時代がやって来た。そして少子化に歯止めがかかり、何より人口中絶が激減したのだ。 完
私はあるキャラクターのぬいぐるみに、はまっていた。blueでエイリアンみたいで、所謂キモカワイイ感じが堪らない。部屋は青いぬいぐるみで一杯に。ある夜のこと、窓がピカッと光ったと思ったら、あっという間に、私はUFOに連れ去られてしまった。エイリアン達が私を囲んで、どうするか話している。「我々の姿を見られた以上、只では返せない、記憶を消して、姿も変えなければ」「丁度あの部屋に在った青いやつが良いな」随分時間が経った気がした。私は気が付くと、自分の部屋に戻っていた。「良かった…」と安堵したが、体が動かない…どういうことか…?鏡に自分の姿が映る。それは例のぬいぐるみの姿だった。「誰か助けて!」叫ぼうにも、声帯が無いのでどうにもならないのだ。
ある家族が引っ越しすることになり、家の物を処分することになった。青い沢山のぬいぐるみがそこに在る。「何でこんなに、あるのかな?」家族は記憶が無い。完
ある家族が引っ越しすることになり、家の物を処分することになった。青い沢山のぬいぐるみがそこに在る。「何でこんなに、あるのかな?」家族は記憶が無い。完
ある男は、自信を取り戻す為、今夜中にナンパを成功させると、自分に誓いを立て、渋谷に乗り込んだ。案の定、そんなギラついた男には、女子は振り向かない。すると彼の人生を暗示するように、空は怪しくなり、雨風が段々激しくなってきた。雨に濡れた髪も色気全開と勘違いする男だったが、風邪による、熱が出てきたようだった。フラフラになり「ナンパ…誰か…」と呟く彼は、その様子に同情した老婆とホテルに入るのだった。 完