兄弟揃って休みが取れたので、実家に集まることになった。私は兄、弟、両親と会うことが、楽しみだ。そして、みんなで食べる上寿司は格別。テーブルでワイワイ色んな事を、話しながら、舌鼓を打っていたその時、「あれ…何でお兄ちゃんいないの?」兄がいない事に気付く。「トイレじゃない?」と母が言うけれど、私はきっと、きっと兄が死んでいると信じている。何故か?人は一寸先は闇だからだ!そうすると、手を拭きながら、兄が席に戻り、寿司を食べ出す。「良かった…死んでなくて」と安堵する。兄弟はいつもの病気だからと気にも止めない。弟が「ビールが無いから、コンビニに行ってくる」と車で行ってしまう!私は「死亡保証って、どうなっているの!」と叫ぶ!完