4月半ばより5月に入って実は引越しで色々大変な事を経験している。
これからはミラノでのひとり暮らしは益々苦しくなるので、郊外の町でいい物件を探している。
しかし、郊外の田舎は家主があまり貸し馴れていないせいか、結構トラブルになっている。
早く6月までにいい家に引越しを完了させたい。
日本で今「カルテット・人生のオペラハウス」という映画が公開上映されているらしいが、
題材はG.Verdi のミラノにある音楽家のCasa di Riposo (いわゆる老後施設)からとられているとか。私も1度だけ以前友人がコンサートで1曲歌った時に訪問した記憶がある。あまり大きいホールではないが音響はかなり良かったように思う。
この映画の存在を知って、身につまされる思いでいる。音楽家も若い頃から有名になり最期まで裕福に暮らしたと言える人は世界中でもひと握りにしかすぎないのではないかと。G.Verdi自身も若い頃は苦労したらしく、また、少し仕事が増えてくると今度は幸せの一つの灯火でもあった妻子に先立たれてしまったそうだ。その頃はこれ以上の悲しみは無いのではないかと思われる悲しみのどん底にあったと思われる。そしてその失意のどん底にあった直後にかかれた作品が「ナブッコ」。ヴェルディのお葬式でトスカニーニの指揮で数千人がその中の合唱曲を歌ったとか。[行け我が思いよ、金色の翼に乗って」である。
人生の苦悩を味わったからこそこれ程の名作を残すことができたのかも知れない。そういう彼だからこそ、ミラノに音楽家に老後の施設を建てることを考えそしてそれを実行できたのであろう。バリトンのレオ・ヌッチもG.Verdiを尊敬して止まない理由をそのように答えているのをある雑誌で最近読んだ。今年はヴェルデイ、ワーグナーの生誕200年でクラッシク界では2人の曲をお祭りのように取り上げている。ワーグナーは私の知る限りではバイエルン王国のルートヴィッヒ2世の庇護を受け、経済的には思う存分の仕事が出来たらしい。詳しい事はもっと勉強してみなければ分からないが。。
歴史に残る名作家とか名演奏家にはやはり人生の重みがそこに積み重なっているに違いない。。
この映画、是非観ておきたい。監督はダスティン・ホフマン。
これからはミラノでのひとり暮らしは益々苦しくなるので、郊外の町でいい物件を探している。
しかし、郊外の田舎は家主があまり貸し馴れていないせいか、結構トラブルになっている。
早く6月までにいい家に引越しを完了させたい。
日本で今「カルテット・人生のオペラハウス」という映画が公開上映されているらしいが、
題材はG.Verdi のミラノにある音楽家のCasa di Riposo (いわゆる老後施設)からとられているとか。私も1度だけ以前友人がコンサートで1曲歌った時に訪問した記憶がある。あまり大きいホールではないが音響はかなり良かったように思う。
この映画の存在を知って、身につまされる思いでいる。音楽家も若い頃から有名になり最期まで裕福に暮らしたと言える人は世界中でもひと握りにしかすぎないのではないかと。G.Verdi自身も若い頃は苦労したらしく、また、少し仕事が増えてくると今度は幸せの一つの灯火でもあった妻子に先立たれてしまったそうだ。その頃はこれ以上の悲しみは無いのではないかと思われる悲しみのどん底にあったと思われる。そしてその失意のどん底にあった直後にかかれた作品が「ナブッコ」。ヴェルディのお葬式でトスカニーニの指揮で数千人がその中の合唱曲を歌ったとか。[行け我が思いよ、金色の翼に乗って」である。
人生の苦悩を味わったからこそこれ程の名作を残すことができたのかも知れない。そういう彼だからこそ、ミラノに音楽家に老後の施設を建てることを考えそしてそれを実行できたのであろう。バリトンのレオ・ヌッチもG.Verdiを尊敬して止まない理由をそのように答えているのをある雑誌で最近読んだ。今年はヴェルデイ、ワーグナーの生誕200年でクラッシク界では2人の曲をお祭りのように取り上げている。ワーグナーは私の知る限りではバイエルン王国のルートヴィッヒ2世の庇護を受け、経済的には思う存分の仕事が出来たらしい。詳しい事はもっと勉強してみなければ分からないが。。
歴史に残る名作家とか名演奏家にはやはり人生の重みがそこに積み重なっているに違いない。。
この映画、是非観ておきたい。監督はダスティン・ホフマン。