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葡萄酒のむのむ

ワインの備忘録

ダブルLヴィンヤード サンタルチアハイランズ2015

2019-10-01 06:43:44 | カリフォルニア

銘柄 ダブル・エル・ヴィ―ンヤード サンタルチアハイランズ 2015

生産者 モーガン

生産地 サンタルチア

セパージュ ピノ・ノワール単一

価格 8千円ぐらい

 

冷涼なモントレー湾近辺で作られたピノ・ノワール。そのためか色は明るめのルビーのよう。

明るめのルビーとくれば飲み口は軽めなものが多いが、このワインも口当たりは軽いが薄いワインではない。

チェリーと赤身肉のような香りに、ちょっとしたレザーのような風味に苦みがあるかな。ただ、どうしても産地の特性か酸が弱いためかアフターが尻すぼみしてしまうだよなぁ。それでも最近呑んだフランソワ・ベルト―より良い印象。

最近のブルゴーニュワインの高騰のせいで、値段とワインの質が釣り合っていない印象がますます強くなっ来ております。

 

 

お勧め度は「是非、一度お試しください」って感じです。

 


シャンボール・ミュジニー1er  2012(フランソワ・ベルト―)

2019-09-11 12:06:46 | カリフォルニア

銘柄 シャンボール・ミュジニー1er  2012

生産者 フランソワ・ベルトー

生産地 シャンボール・ミュジニー

セバージュ ピノ・ノワール単一

価格 1万3千円ぐらい


私の好きな生産者であるフランソワ・ベルトー。チャーミングなシャンボール・ミュジニーを作られているので、マッチョなカリフォルニアワインに疲れた時にはよく呑みたくなる生産者です。このプルミエ・クリュのワインはレ・ボード、レ・ノロワ、レ・グロゼイユ、レ・グリュアンシェから作られたワインをアッサンブラージュして作られているそうです。単一畑のワインに比べでキャラが際立ったところがないのですが、そのぶん呑みやすいので単一畑のプルミエ・クリュのワインより私は購入しています。

2012年は比較的できのよい年だったせいが、いつものチャーミングなシャンボール・ミュジニーではなく結構構成がかっちりして重めのシャンボール・ミュジニーになっていたのが残念なところ・・・。悪くはないのですが、フランソワ・ベルトーさんのワインにそういうのを求めていないのです、私は。


お勧め度は「気が向けばご賞味ください」って感じです。


ボア―ズ・ビュー ザ・コースト 2013

2019-08-19 07:01:06 | カリフォルニア

銘柄 ボア―ズ・ビュー ザ・コースト 2013

生産者 ボア―ズ・ビュー(シュレイダー)

生産地 ソノマ

セバージュ ピノ・ノワール単一

価格 3万円ぐらい

写真の左端のイノシシが描かれているラベルのワイン。

シュレイダーが作るピノ・ノワール。シュレイダーはボルドー系の品種が強い生産者のようだがボルドー系品種は殆ど呑むことがないので、どんな作り手なのか分からないです。ボルドー系も作りつつピノ・ノワールも若干手掛ける生産者はチョコチョコおられますが「うちピノがメインでやっております」というのは、前者より少ない印象ですね。

で、このワインはカリフォルニアのピノ・ノワールの最高峰の一つであるマーカッシンを打倒すべく作られたそうな。その為、ラベルもマーカッシンを意識してかイノシシを採用されているとか。

実際のところマーカッシンには手は届きそうにないかな。ロキオリあたりでしたら、いい勝負をしそうな感じ。一緒に呑んだラモネのバタール・モンラッシェ 2006のほうがよほど印象深かった。高品質なワインなんですが、香りが中庸的でマーカッシンほど際立った個性はあまり感じられず「打倒にはまだまだ修行が必要では?」と言いたくなるワインでした。値段も値段なんで、また買おうと思えるようワインではなかったかワインかな。


お勧め度は、何分お高いので「気が向けばお試しください」といった感じです。


レッドワイン ロンペガサス シエラ・フィトヒルズ アマドア 2009

2016-09-14 07:19:36 | カリフォルニア

 

銘柄 ロンペガサス シエラ・フィトヒルズ アマドア 2009

生産者 ファヴィア

生産地 カリフォルニア

セバージュ グルナッシュ 43%、ムールヴェードル37%、シラー20%

価格 1万円


 ファヴィアはボルドー系の品種が得意な生産者ですが、このワインはローヌ系ブレンドのワインです。

アメリカ以外でもグルナッシュを主軸にしているワインは少ないですからね。フランスと対抗しているのスペインあたりでしょうか。フランスは甘味より、スモーキーさやミネラルが目立つ感じで印象的には地味。スペインは甘味が強く陽気な感じですね。このワインは、スペインのガルナッチャのような感じ。最初にどかーんと強い甘味が感じられますが、後半になるとシラーのスパイシーな感じや、ムールヴードルの風味はどんなのかわからないので、なんともいえませんがそれぞれのブドウの品種が好き勝手主張してるようで、少々まとまりがかけますかね。開けて早々に呑むべきだったと思いたくなるワインでした。後半戦はそんな感じで今一つな印象でしたが、カシスの強い甘味が感じたその出だしのインパクトはなかなか良い意味で強烈でしたけどね。

いい生産者にかかるとどこで作っても美味しいものですね。

お勧め度は「気が向けば購入しても損はありません」って感じです。


サヴォイ 2013

2015-08-17 18:22:34 | カリフォルニア

銘 柄 サヴォイ 2013

生産者 フェイラ ワインズ

生産地 ソノマ

セパージュ ピノ・ノワール単一

価格 9000円ぐらい

 

サヴォイの地でとれるワインは非常に素晴らしい芳香がたちこめるので、好きな産地なのですが生産者の数が少なくチーと入手困難。

今回、呑んだフェイラ以外の作り手は

 

エイドリアン・フォグ

リトライ

クッチ

ラジオ・コトー

などでサヴォイ作られています。
過去に呑んで印象深かったのは、エイドリアン・フォグとリトライですね。
クッチについては今一つな感じで、ラジオ・コトーについて入手できそうにありません・・・。

さて、今回のファイラはどうだったかというと、今一つぱっとしない感じ。早く開けたから開かないという訳でなく、私が期待している香り高いサヴォイには程遠くただただ平凡なワインでした。
残念。

お勧め度は「特にお勧めしません」って感じです。