葡萄酒のむのむ

ワインの備忘録

今年はいけるのだろうか・・・

2020-07-16 05:52:37 | 旅行

ほぼ毎年、訪島している八重山諸島。

今年も5月に行く予定をたてていたのですが、新型コロナウイルスの流行のおかけでキャンセル。

5月末に緊急事態宣言が解除さたので、再チャレンジということで9月に予定をたてたが、その後やはり感染者が増加・・・。

9月もキャンセルとなってしまうのかとヤキモキしている今日この頃です。

実際、旅行を契機に感染するリスクはあるのだろうか。

1.空港でのリスク

関空からの石垣島行きの場合、保安検査場は搭乗時間的に人があまりいないので密集することはなく、搭乗口付近も同じような感じ。搭乗口付近でポツンと一人で待機することも可能なぐらい。

なので、密集、密接、密閉という条件は回避されている。ただ、南ぬ島空港はリスクがある。スペース的に狭いため、保安ゲートは常時混み合い搭乗口前の待機場も混み合っている。密集、密接の条件を満たしている。

2.飛行機のリスク

密閉、密集、密接の条件をすべて満たしているように見えるが、飛行機は過去の教訓で密閉については回避されている。客席に供給されている空気はHEPAフィルターというフィルターを通したうえで供給されているので、新型コロナウイルスに汚染された空気が供給されることはない。席の隣に感染者がいた場合はどうしようもないが、確率的には低いだろう。運悪く感染者が同乗していた場合でも、飛沫感染のため距離をとっていれば感染するリスクはぐっと下がるので、席が2列程度はなれていれば感染することはまずないと思われる。機内で感染するのはよほど運が悪くない限りないと思われる。

3.島での感染リスク

現時点では八重山諸島で感染者はいない。なので、島民から感染することはないだろう。私の観光するコースは基本人がいないところばかりで、そして野外。ますます感染することはない。問題があるとすれば、食事をとる場所か。西表島は選択しは乏しいが、石垣島については店舗もおおいので混み合う居酒屋などリスクの高い店舗をさけることはできる。高速船については、船内をさけて同乗すれば大丈夫だろう。船内は三密をみたしている。

4.職場の反応。

感染どうこうではないが、この時期に旅行をいったということについて職場がどのように反応がでるのか。ある意味一番気になる。

 

まとめ

一番、リスクが回避しにくく感染する可能性がある場所は南ぬ島空港。それ以外の場所は比較的安全と思われる。ただ、時期が時期なので職場からリアクションが怖い。

 


八重山諸島旅行記 Part2 2019年

2019-08-08 14:20:37 | 旅行

<最終話>

今回の旅は西表島で3泊、石垣島で1泊というスケジュール。

2018年には7月末に訪島し暑さにこたえたので、今年は5月末に訪島。5月末といえば梅雨の時期だ。

 梅雨の時期にわざわざ行かなくてもと思われるが、実は八重山諸島で降水率が高いのは梅雨の時期ではなく冬なのだ。梅雨の時期の天候は曇りがちで不安定ではあるが、本州ほど雨が降っていない。その為、7月に比べ日差しが和らいでいるに違いと考え5月末に訪島した。ちなみに、天候は初日と2日目は晴れ晴れとした天候だったが、3日目は曇り空、4日目、5日目は晴れだった。

 西表島訪島2日目はマヤグスクの滝で、3日目はシーカヤックで白浜から美田良浜に行くツアーに参加した。日差しの遮るものがない海の上なので、晴より曇りのほうが正直ありがたい。ただ、前日にはマヤグスクの滝のおかけで脚はひどい筋肉痛だ。3PCOのような動きだった。ギィギギ、ギシギシ・・・。そんな効果音がなっているかと思うほど。ちょっとした高低差があるだけで脚の筋肉が悲鳴を上げる。

 幸い上半身は動けたのとツアー客は私たちだけだったので、ガイドさんに「とてもきびきびと動けそうにないので、軽めのコースでお願いします」と泣きついて、快くゆとりを持ったツアー内容に変更して下さった。非常にありがたかった。

 あまりカヤックは慣れていないのだが、カヤックに舵がついていたのと航路上に障害物がなく、ガイドさんが丁寧に助言してくれるので楽しくのんびり過ごす事が出来た。筋肉痛も海の中では幾分和らぐようで、多少のスノーケリングもこなすことが出来た。

上陸した浜にはだれもいない。貸し切りだったのでぼけ~と浜でゴロゴロしてすごした。まぁ、筋肉痛がひどいかったのでぼけ~と過ごす以外に選択肢はなかったんだけど・・・。

波打ち際で下半身を海に漬けながらゴロゴロとしていたら20cmほどのクモガイが結構な速さで目の前を通り過ぎていたのには驚いた。クモガイはちいさな眼で周囲を覗きながら、爪を使って15cmほどびょーんと飛びながら進むのだ。形も行動もクモガイは中々ユニークな貝だ。食べると美味しい貝だとか。

帰りには雨に降られたが、無事白浜港に着いた。ツアー中操船で苦労しなかったので、私以上にカヤックが苦手な奥さんから苦情がでなかったのでほっとした。

来年は体調が万全なときに行きたいものだ。

 

ちなみに翌日には筋肉痛がさらに悪化し、黒島に行く予定だったがキャンセル。石垣島のホテルでのんびり過ごしておりました。

 

 

利用したガイド

西表ガイド UMICO 

http://umico.info/

 丁寧なガイドさんでお勧めです。


八重山諸島旅行記 Part 1 2019年

2019-08-07 11:57:31 | 旅行

今年も行ってまいりました八重山諸島へ。だんだん年も取り、きついツアーが厳しくなってきております。今回で通算7回目の訪島になるようだ。

なので、今のうちに西表島でのネイチャーツアーの中で、特にきついツアーの一つであるマヤグスクの滝にチャレンジしてみる事にしました。

マヤグスクの滝は浦内川の支流であるイタジキ川の上流にあります。マヤグスクの滝に行くためには、浦内川を船で遡上する必要がありますが、観光船またはカヤックをチャーターしていく方法と、チャータせず定期便で一般乗船する方法があります。観光船のチャーターは大仰しいしカヤックは疲れると思い、一般乗船する方法でツアーを選択したのですが、これがなかなのかものでして・・・。一般乗船だと10時出発し、最終便16時に乗船しなければなりません。そうするとかなり余裕のないツアー行程になるんですよね。

昨年、西表島のツアーガイドさんから「あそこはかなりしんどいよ。時間の余裕がないからね。観光船をチャーターしたほうが無難だよ。ペースが遅いと途中でキャンセルして帰る事になるよ」と言っておりましたが、ユツン三段の滝に行けたから、まぁどうにかなるかなと思ったのが間違いでした。行った後につくづく思いましたが、チャーターした方が確かに楽です。

さて、本題に戻りまして・・・。観光船にのるなり「時間に余裕がないので、カンピレーの滝までは急いで行きますので」とガイドさんかから説明をうけ、浦内川上流の船着き場につき次第、ダッシュです。

船着き場から2時間半以内にマヤグスクの滝に着かなければならないで、その後はひたすら休憩もなく早歩きでカンピレーの滝まで進みます。カンピレーの滝までは道は整備されていますが、それ以降は細い山道で悪路になります。気温・湿度も高い中、急いでマヤグスクの滝に向かいます。道中、沼に足はとられ坂になれば滑るし、細く不安定な山道では滑落しそうになります。ペースが落ちると、ガイドさんが「これ以上遅れると引き返さないと行けなくなるで頑張って」と注意を受けます。分単位でのスケジュール管理。余裕がなくヒエ~って感じですわね。

悪路だけでなく、蚊や蛭にも次々と襲われます。特に蛭がすごい。脚に数匹は引っ付いており、わずかな隙間から侵入し吸血されます。

ほんと、ハードな行程です。疲労のため言葉もでません・・・。

マヤグスクの滝につく頃は、体力、気力ともに尽き果てて放心状態。滝の上に上る予定だったのですが、動く気もおきず休憩しておりました。休憩といっても、最終便がでる16時までに船着き場までにたどりつかないといけないので、30分程度休んだ後は直ぐに帰路につきます。

帰りの道中ですが、ラッシュガードで衣装をそろえておけばよかったのですが、ぴちぴちした格好が嫌いなので、ポロシャツを着ていたのが悪かった。生地厚く乾きが悪いので、体温が放散されず熱中症になりました。呼吸も荒く頭もボーとするし、脚もつりだしたので、慌てて入水して体を冷やし、衣類交換をしどうにか持ち直しましたが、持ってきた1Lの水は切れた後なので水分補給は出来ず最悪の状態です。

帰りは最終便に間に合わすために、行き以上に急ぐ事になり競歩なみのスピードで船着き場まで向かう羽目に。

這う這うの体で出発時間ギリギリに船着き場にどうにか到着しましたが、脚が痛くって仕方ありません。船の中で椅子に座って休憩していても、生まれたての小鹿のようにプルプルと脚の震えがとまりませんでした。宿泊先に帰ってから足を見ると、踵と爪の中で内出血を起こしていた。こんな状態になったのは初めて。

 

ほんと、大変なツアーでした・・・。

このツアーのお陰でツアー後から一週間はひどい筋肉痛が続く羽目に。旅行中も満足に歩くことが出来ず色々とスケジュール変更が必要になりました。トホホホ・・・。

一番過酷なツアーに偽りなし!!

 

マヤグスクの滝に行かれる方への助言。

・水は1.5Lから2Lぐらいは持っていましょう。

・荷物は可能な限り減らしましょう。

・熱がこもらない格好で行きましょう。

・一般観光船で行く場合、時間に余裕がないためかなりきついツアーになります。体力がない場合はチャーターされたほうが無難です。

・体力をつけましょう。

・ヒル除け、虫除けスプレーを用意しておきましょう。

・ツアーガイドさんは信頼できるかたで。


八重山諸島旅行記 2018年

2018-12-23 11:41:23 | 旅行

2年ぶりのブログ更新ですね。

何分、いろいろ忙しい日々が続いたのとワインの消費量が減少していたせいもあり、記事の更新を行う気力がなくなり長らく放置しておりました。

八重山諸島にはどれぐらい通っているのでしょうかね?片手で勘定できる数は超えて、そろそろ両手も超えるぐらいに近づているかと思います。

今年(8月に来島)は、西表島に4泊、石垣島に1泊のスケジュールでしだか、うち3泊は接待旅行のため、ちょっと気づかれの多い旅行でしたね。

何度か西表島に来ておりますが、大原港側で過ごすことが多く、上原港方面にはあまり行ったことがありません。今回は、あまり行ったことがない上原港側の観光スポットに行ってまいりました。

南風田の浜。知るぞ知る?ちょっと変わった方たちが好む浜だそうです。浜の近所にキャンプ場がありますので、アウトドア好きの方や世捨て人的な方たちに好まれているとか。

とはいっても、それほど人がいる訳ではないのですが、居られるかたは猛者が多いようです。実際に体に落書きをしている方が全裸で浜でぶらぶらされていのを、目撃いたしました。解放感はあるのでしょうか?あの日差しで全裸はきつくないのですかね?

南風田の浜は、最初はきれいな砂浜なのですが奥にいけばいくほど砂浜が減り奇岩に浜が占拠されております。そのため、浜づたいに歩いていくのは、大きな岩を登ったり降りたりするので、結構大変。奇岩には蟹アパートがあり、空を見上げると突き抜けるような青い空に、カンムリワシが悠然と舞っており、日常を忘れさせてくれる景色でありました。ただ、その景色のありがたさも最初だけで、あまりの日差しの強さと暑さのために、空の青さより日差しを遮ってくれる涼しさを運んでくれる雲空のほうがありがたくなりました。

 

海岸が砂浜が減り奇岩で占拠されだすと、思う様に進むことができません。その為、海が干上がった時を見計らってリーフ伝いで浜を歩いていきます。リーフは藻で固められており、平らで適度な固さがあるので、浜と比べると非常に歩きやすい。ついでに、シャコや南方の変わった貝、取り残された魚がいたるところにいます。潮が引くと今まで水の底にあったリーフが何キロというか、リーフの終わりが見えないです。不思議な風景でした。

南風見田の浜の奥に行くと豆腐岩という巨岩がリーフの真ん中ぐらいにポツンとあります。写真ではいまいちサイズが分かりにくいかと思いますが、水の浸かっていたラインは2m程度ありますので10m以上の大きさはあるかと思います。地震で崩落した岩が浜まで転がってきたのが、豆腐岩の始まりだそうです。

 

南風見田の浜から豆腐岩まで2時間程度かかります。往復で合計6時間ぐらいのツアーでした。当日は猛暑で中々大変なツアーでしたね。夏場は気候の問題からあまりお勧めではないツアーだそうですが、日常でみる事の出来ない変わった景色を見る事が出来ました。ただ、ツアーガイド方が言っていた通り、ちょっぴり大変ではありました。

さて、来年はどこに行こうかな。

 

南風見田の浜の全景は「とばします!ドローン」さんが撮影されたyoutubeを是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=nS4HLGCN9JQ

ガイドはカラカラさんを利用しました。

 

 

友ヶ島

2016-08-19 07:17:27 | 旅行

 廃墟はなんともいえない雰囲気をもっており、人を引き付ける何かがありますね。世間でも廃墟を訪ねる人がそこそこいるらしい。

 私の住んでいる地域には、友ヶ島という島があります。友ヶ島といっても、実際にはそのような島はなく「地ノ島」「神島」「沖ノ島」「虎島」などの無人の島々をまとめて「友ヶ島」とよんでいるようです。その無人の島の一つ、沖ノ島に旧日本軍の作った砲台があり、それがラピュタ風の廃墟に似ているのため人気が出ているようです。

 

 廃墟のある場所は山頂近くにありますから、そこそこの斜面を汗だくになって歩く羽目になります。軍事施設なので、地面を掘った場所に作れていたり、地下にあったりしますので、少しかび臭くひんやり涼しい場所でした。夏場は廃墟以外に釣り、キャンプ、海水浴、磯遊びなどを楽しむために来訪される方も多いようです。

 砲台が出来るぐらいですから、要所に友ヶ島があるという事ですね。紀伊水道から大阪湾に侵入するためには、紀淡海峡を通らなければなりません。紀淡海峡に友ヶ島があり、そこを通る船舶を攻撃するために砲台が作れました。砲台跡の近くにある展望台からは、淡路島がはっきり見え、実際に多数の船が狭い紀淡海峡を行き来しているのが見えます。

 幸い、作られた砲台は特に活躍する事もなく、終戦を迎えその後、廃墟になったようです。今は、関西国際空港の空港保安無線設備があり、空の安全のために活躍されています。

 余談ですが、友ヶ島にはフェリーが唯一の交通手段です。人気シーズンである夏はフェリーが満員のため、希望の便にのれない場合もありますので、ご注意を。確実に乗るためには数時間前から余裕を持ってフェリー乗り場に行く必要があります。また、無人島なので、水の便は悪く島内にトイレの数は少なく、一部のトイレは水がでません。