台風15号に何もできませんでした
比較的風雨が当たらない庭にある倉庫
重い鉄の扉も・・・
9日朝6時半頃、停電
家は井戸なので、停電によって断水
プロパンガスなので、コンロは大丈夫
備蓄の飲料水と電池、作りおきしておいたロウソク、懐中電灯、電池式ラジオを居間の一か所にまとめ備えた
通電した時火災になる場合もあると聞いたことがあったので、ブレーカーは落としておいた
携帯で市外の友人達と、瓦礫の掃除しながらご近所さんと、情報交換
市の防災無線が、「詳しい情報はホームページで」って放送で言ってるけど・・
停電でネットも繋がらないんだけどな。。。
片付けと暑さで汗ベタベタだけど、少ない水でふくだけで我慢我慢
冷凍チャーハンをコンロで炒めて、蝋燭で夕飯
夜になり携帯の充電が切れた
ラジオだけが情報の頼りだけど、大した情報はやってくれなかった
私は幸い仕事があって
次の日の10日は、職場で充電できたり、少し情報がもらえた
近くのスパには渋滞で近づくことができずお風呂を諦めたが、職場の人の家のお風呂がいただけた
嬉しかった~!!
市外の被災していない従姉妹がお風呂とか色々心配してくれたのですが、ガソリンを考えると遠出は不安
信号機も止まり、街灯も消えた夜は本当に漆黒なのです
10日の夜は雷雨でうだるような暑さ
熱中症が怖くて雨でも網戸
うちわであおぎながらいつの間にか寝落ち
そして、暑さとびっしょりの汗で飛び起きる2晩でした
11日朝、市外のペンキ屋さんがやってきた
その日、ペンキ屋さんが来る予定だった
ペンキ屋さんも被災してて、お互いに連絡が取れなかったけど、我が家で携帯を充電してもらえたらと望みをもってきたらしい
ペンキ屋さんの近隣はスーパー、コンビニ、ガソリンスタンドも壊滅
ガソリンは高速道路に一区間入り、スタンドで入れたとの事
こうして色々聞いて、周りの状況が少しづつ分かってきた
職場で充電してあげる約束をしてペンキ屋さんの携帯を預かった
職場に向かう途中、40分並んで車のガソリン満タン!
「ここはガソリンがなくなることはないですからね、頑張ってください」って
スタンドの店員さんが神様に見えた
ガソリン満タンに何とも言えない安堵感がある
11日正午、電力復旧
飛び上がった!!!
洗濯機フル稼働
テレビがつき、今回の被害状況を映像で初めて見て驚愕!!
こんなに酷かったのか!!
それなのに、うちの地域は2日半で電気が来た
電力会社さんたちの昼夜作業に感謝しかない!!
マスコミの報道に、どこか東電を責めるような発言を感じた
違うよ!
視点が違うよ!!
被災して思うことは、情報が全く入ってこない怖さ
今の現状が全く分からないのです
これは電力会社の責任ではなく、各市町村行政とマスコミの役割だ
自然は怖い
地球環境が、昔より想定外が多くなっている
家や車庫や庭のメンテナンスを怠らないこと
飲料水や災害グッツは常に備えること
トイレ用に、お風呂の水をためておくこと(今回はこれを怠ってました)
ご近所さんや友人たちとの連携をたいせつにすること
私は今回、幸いにも家は壊れず、早い復旧でした
まだまだ大変な方たちがいっぱい
どうか、どうか頑張って!
今朝は森永の宅配牛乳の日
1ℓパックの牛乳がサービスで入っていた
冷凍物は解凍され、アイスは水に
冷蔵物は臭くなって廃棄され、すっからかんになってしまった冷蔵庫
そこに牛乳がー!!
なんて有難いの!!
ここにも神様がいた!!
みんなから受けた優しさを、いつか返したい