こんにちは!さくちゃんです。
台風が来て少し涼しい日がありましたが、この三連休はまだ少し暑いですね。。。
近年、東京では最高気温が35度なんて日も当たり前になってきましたね。
私が子どもだった10数年前は30度になっただけですごいことだったのに、
なんだかおかしいことになってきたなと思います。
ここ数年に起きている東京の気温上昇は「地球温暖化」と「ヒートアイランド現象」が原因とされているそうです。
実は気温上昇は東京だけではなく世界各地の都市部でも起きていることだそうです。
温度上昇は何かと話題になってきましたが、いよいよ他人事では無くなってきたなと思います。
温度上昇から紐づくものとして、SDGsを私は思い浮かべます。
国連で採択された2015年は日本ではさほど認知されていませんでしたが、今では学校教育に取り入れられ、またスーツの胸元にSDGsのバッジをつけている人もたくさんいるなど、日常的に目にするものとなりました。
私は会社で教育系の書籍を担当していることもあり、日々SDGsをはじめとする持続可能な社会を実現するための取り組みに関するワードを目にするようになりました。
その中でも、最近気になっているのが「アップサイクル」という言葉です。
少しずつ目にするようになってきたと感じますが、馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
今回はサステナブルな取り組みとして注目を浴びている「アップサイクル」について書いていきます。
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目次
■アップサイクルとは?
- アップサイクルの始まり
- リサイクルとの違い
■ロンドン発、アップサイクルなアクセサリーを扱う「big metal london」
■最後に
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■アップサイクルとは?
アップサイクルとは本来であれば捨てられるはずのものに新たな価値をつけて、別の製品にアップグレードすることを言います。
海外・日本問わず、様々な企業や団体での取り組みとして取り入れられているそうです。
- アップサイクルの始まり
アップサイクルという言葉は1994年にドイツのレイナー・ピルツという方がメディアに向けて語ったのが始まりと言われているそうです。
最近聞くようになったなと思っていましたが、意外と前に言われ始めた言葉だったんですね。
確かに不要となったものを新たなものとして利用することは最近に始まったことではないかもしれません。
実際に1800年代にはアメリカの思想家ラフル・ワルド・エマソンが「自然界には寿命を終えて捨てられるものはない。そこでは最大限利用された後も、それまで隠れていた全く新しい次のサービスに供される」と語っていたように、名前はつけられずとも昔から人々の生活の中にあったようです。
大量生産ができるようになってから、効率性を重視されてきたかもしれませんが、物を大事にするということは常々必要とされてきたことなのかなと思います。
- リサイクルとの違い
リサイクルは廃棄されるものを原料や材料に戻して使うことを言います。
廃棄されるものを再利用する点ではアップサイクルと同じですが、アップサイクルは廃棄されるものの素材そのものを活かして使うことを指します。
よりコストをかけずに再度使うことができることから、近年注目を浴びているようです。
■ロンドン発、アップサイクルなアクセサリーを扱う「big metal london」
低コストで資源を大切にする取り組み、アップサイクル。
企業でも様々な形で取り入れられているようですが、今回は私が偶然出会ったアップサイクルなアクセサリーを扱うお店を紹介します。
紹介するお店はロンドン発のサステナブルファッションジュエリーブランド「big metal london」。
https://midorikashop.com/collections/カタログ商品
※日本語としてはこちらのサイトで扱っているようです。
ピアス・イヤリングを中心に扱っていて、絵柄部分はサングラスの端材を使って作られています。
また、耳につける金属部分もアレルギーの原因になるものは使っていないそうで、地球にも人にも優しいですね。
上記サイトを見ていただければわかると思いますが、捨てられるはずだったものからとは思えない質とデザインの良さを感じます。
世の中にとって良いものを使って、なおかつおしゃれをできるのはとても素敵なことだと思います。
■最後に
今回はサステナブルな取り組み、アップサイクルとアップサイクルなアクセサリーブランドについて紹介しました。
持続可能な社会を実現するというのは大それたことのように感じていましたが、「big metal london」が扱っているような製品は手軽に取り入れることができますね。
人ごととして過ごすのではなく少しでも力になれるように、他のサステナブルなことに関わるものを更に調べて使っていこうと思いました!