野球監督が、一流か否かを見極める簡単な基準がある。 要は、日本一になったかどうかです。
野球監督の中にはリーグ優勝止まりであっても名監督はいるし、それは認めるが、一流では無い。
先月、行われた北京五輪において大変残念ながら野球選手はメダリストになれなかった。
だけど、採算の問題(経営面)があるから、中々監督の人選が難しかったと思う。
/日本代表の監督は誰が良かったのか?/
去年(平成19年)、日本一に輝いた落合博満監督に限っては、日本国内での勤務(中日ドラゴンズの指揮)が存在しているので半ば不可能だ。 彼の部下の中には、日本の中京等では良い投球が出来ても、中共では良い投球が出来なかった投手がいるような? 発音が同一であっても意味が違ってくる事は多い。
ぶっきらぼうかもしれないが、私であれば、伊東勤氏をお勧めしたい。 なぜならば、近年、野球全体を把握出来る立場にあるのが『捕手』と言われているばかりか、実際に捕手出身の監督が成果を導きだしている多くの前例があるからです。それに、現役を離れて時間があまりたっていない。 確かに、日本一から去年(平成19年)五位だった点においては、否定的にとらえる人々が多いでしょうけどもね。 それに、どちらかと言うと、かつてほどでは無いにせよ、パ・リーグの監督は、セ・リーグ贔屓の人々がまだ多いから賛同が得られにくいかもしれない。 だが、過去は別口としても、今となってはパ・リーグに所属する王貞治監督がWBCで成果を導き出した。 従って、日本人監督で、最近日本一になって、捕手出身で、現役を離れてあまり時間が経っていない(現役監督では無いのでプロ野球業務に支障をきたさない)といった条件を満たせるとなると、伊東勤氏しかいなかったのでは無かろうか?
MLBの方針なのか圧力かは分からないが、大リーガーが一人も参加出来なかった点も、日本が野球(の種目)金メダルを取れなかった原因かもしれない。 これに限っては、WBCで解決する見込みです。
注目の度合いが大きいスポーツは、人気先行では無くて、実力も問われます。 パ・リーグ野球は、セ・リーグ野球に比べて粗野とも言われています。 まぁ、指名打者制度が存在しているかいないかの差は大きいです。 セ・リーグは、確かにパ・リーグのチームとそん色の無い位に、打撃面で豪快な野球をする球団も存在しているが、全体的に上品で戦略で勝ち上がってきているように見受けられます。 投手で三振がとれる安心感が存在しているか否かが警戒と緊張をしながら野球をするかどうかに関わってくると思います。 よく知らない外国人相手との試合だと、普段、戦っている選手よりも警戒と緊張が必要になってくるのでは無いでしょうか?
やはり、パ・リーグ野球の方が世界に適合しやすいようです。 どちらかというと、人数的にはパ・リーグ野球出身の方がMLBでも活躍していますしね。 将来は分かりませんが…
日本人が一丸となって、より良い人選を行った結果、伊東勤氏を選んでいたら、又違った成果が導き出されていたかもしれません。 無論、去年から合宿していなかったら金メダルには勝ち得なかったかもしれない。