ひこうき雲

旅がしたい。

3.11を忘れない Part.4

2014-07-16 20:19:34 | 2014 東北
石巻市に入ります。

駅付近は被災した形跡が見受けられませんでしたが急に景色が変わっていきました。



わかりますでしょうか、右側に機械が完全に破壊されたコインパーキングがあります。

このあたりから海にかけて津波が襲ったようです。

門脇、南浜地区へ行ってみました。



まだまだ新しい家。

取り壊した家がほとんどの中、稀にこのように残している家もありました。
大切な家だから、念願のマイホームだったからでしょうか。
色んな想像が働きました。

門脇地区には印象的な門脇小学校が。

インターネットで検索すると、すすだらけになった後者の写真がたくさん見つかります。
取り壊すか、残すかで議論が割れているそうです。

子供たちがいる時間は撮影禁止だそうですが、だれもいなかったので撮影させて頂きました。

とても立派な校舎だったのですね。

このあたりも南三陸同様、ほとんど建物がありませんでした。

残されたのは家の基礎。






そのあと、女川へ。
女川も、普通の景色から「被災地の景色」へ一瞬にして変わりました。
印象的だったのは医療センター。
町にしては立派なつくりでした。原発マネーでしょうか。
原発の恩恵を受けていたとはいえ、きつい報いです。

ここにどんな街が広がっていたのか全く想像できないぐらいになっていました。




女川を後にし、日帰り温泉で疲れを癒し、気仙沼の宿へ向かいます。
ちょうどよくまた南三陸あたりで夜ご飯時となったので再びさんさん商店街へ。

はしもと というお店でネギトロといくらの丼を頂きました。


タコも乗ってました。

昼も夜も南三陸で海鮮丼なんてなんて贅沢な・・・。

もちろんおいしかったです。

夜も営業しているお店はあまりありませんが、ここはしもとでは夜は地元の方々が集う飲み屋さんになっていました。
こういった場は大事でしょうね。



そしてどんどん車を北上させ気仙沼の宿へ。
今回は一景閣という宿にお世話になりました。
港からすぐの立地なので津波の被害にあったということですが2012年5月からリニューアルオープンしたとのことです。
津波の跡をあまり感じさせられないほどきれいな宿でした。

最上階には大浴場があるのでゆっくりお湯に浸かることができます。

部屋では晩酌を。


南三陸で買った日本酒と、石巻の復興商店街で買った笹かま。


たこさんの絵がかわいらしいこの日本酒。
飲みやすくておいしかったです。
また飲みたいなぁ。
笹かまもいつも食べるのとは一味違いますね。

こうやって地元の産業を応援するという形でしか被災地の力になれない私ですが、どの食べ物も飲み物もおいしく、被災地の皆さんに元気を貰っているような気がしました。


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