感性と見極め

2022-10-27 09:13:07 | 日記
卓球の選手は
速いスピードと変化に富む相手打球を瞬時に見極め感性で
打ち返すことに長けている。
ところが
野球選手には
ことバッティングとなると
見極めと感性のどちらもが
まったく拙劣というしかない
状況である。
昨日の日本シリーズ第3戦での
ヤクルト各打者が
まったくのことそれだった。
卓球と野球との違いがあるにせよ
野球打者の拙劣さは
あまりにも酷いものである
というのが
昨日の感想である。
なぜこのような事態に陥ってしまっているのか?
それは少年時代から叩き込まれてきた
『球を絞って打て』
という指導にある
と言っていい。
これが選手のみずみずしい感性を潰してしまっている元凶である。
当然のことながらこうして
感性を潰され続けて
選手生活を送り過ごした解説者が
発する言葉は
『球を絞る』という観点からのものでしかなく
研ぎ澄まされた感性が
スポーツの第一である
と考える私には
まったく愚鈍な指摘でしかない。
なんとまったくつまらない野球観に支配されている野球界であることか。

コメント
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