本格的に勉強した人はともかく、普通は奥さんにしか通じない中国語が大半。68歳の方正県に住む男性も同じ。で本人は俺は中国語が話せると錯覚して奥さん以外の人に話しても全く通じない。これが一般的な日本人の中国語である。
ハルビンという単語一つでも「はー(上げる)びん(下げる)」と抑揚(四声)があり、はるびんとそのまま話しても全く通じない。
ところが旦那のこういう発音に慣れた奥さんや頭の良い中国人はこの人は恐らくこういうことを言ってるのだろうと推測してくれる。そんなことどうでも良い人や頭の悪い人、こういう日本人には興味がない人はすぐに不明白とか ぷとんと言う。
最初の奥さんは半年で日本語をマスターした才媛だった、基本的に中国語はこの女性から教わった。前妻はバカなので遠慮がなくとても速い中国語で話した。
中国に来て2人の女性がゆっくり話してくれて自分の中国語を理解してくれている。そして簡単な中国語に置き換えて通訳してくれる。この二人がいなかったらここまで来れなかった。この二人にはとても感謝している。頭が良いということはこういうところに生かされると思った。
ただいつまでも甘えてばかりいられないので、自分から多くの中国人に話しかけるようにしている。でも必ず韓国人か?日本人か?とか何人か?と聞かれる。このことを二人の私だけの通訳?に言うと笑いながら中国人と答えなさいと言う。
最近では初対面の人から笑いを取るまでになった。いつも冗談ばかり言って笑いを取ってるので、面白い人と思われてるみたい。
自分はそういうキャラではないのだが・・・
5年くらい前に日本人女性だがアメリカの大学生で、たまたま方正県でお会いする機会があった。
彼女は一人で方正にアパートを借りて住んでいた。彼女の中国語は中国人が驚くらい上手だった。北京放送を聞いてる感じでとにかく発音が綺麗。聞いたら独学とのことだった。この女性が目標。
ハルビン 中央大街。この道の右側にはソフィア聖堂があり突き当りには松花江がある。またそこからロープウェイで太陽島に行ける。でも私が何度も行ってるので今回は行かなかった。この通りはロシア人が作った街らしくロシアの土産物店、料理店が多い。
これは奥さんの実家。3LDK、とても広くて綺麗で、しかも方正ホテルの前だから中心部。現在は89歳のお母さんと二人の奥さんの二人のお姉さんと暮らしている。奥さんの妹が日本人と結婚して永住権を取得して子供もいる。奥さんの子供も月に4000-5000元を稼いでいる。方正県も豊かになったものだ・・・