今日、日本に帰るのでとりあえずこれが中国最後の更新になる。
方正県での年金生活を考えている日本人は少なくないと思うが、注意点を書いておこうと思う。
①最低でも中国語検定4級程度は必要。言葉ができないと買物さえも厳しい。こちらは計り売りが多いので交渉が多くなる。
②水や食べ物が衛生的でない。停電や断水も日常茶飯事。神経質の人はまず生活はできない。水が黒くなる理由はマンガンや鉄分が多いのかもしれない。
③重い病気になった場合のこと。日本の保険が使えるが自分で一旦建て替えて帰国して70%を請求する必要があり、手続きが面倒。だから私はしないし日本にも帰らない。国民保険も払っていない。
④奥さん任せは禁物。買い物、料理、あるいは家を借りること、とか何でも自己(つーじ)でできることが大事。
⑤マンションは必ず共同名義にする。
⑥たとえ奥さんでも気を許してはいけない。所詮日本人と中国人は考え方が全く違う生物。特にお金に関して・・・それでも中国で暮らすと言う強い意志が必要。
⑦年金の受け取り方法と生存確認のことを年金機構で詰めておくこと。国際カードは確かに便利だが手数料が高すぎる。18万円を下ろしたら1万円(600元)の手数料を取られた。中国の銀行に直接送金してもらうほうが良い。
外国人は通帳が持てない。カードだけである。中国の電話番号とパスポートだけで作れる。手数料は30元。ただし口座を作る理由とか日本の金融機関(年金機構)に渡す書類が必要ですかと聞いてくるのである程度語学が必要。
30日後また方正県に帰ってくる。帰ったら方正でアパート探しである。それまではパソコンや服は奥さんのマンションに置かしてもらうことにした。だから着替えしか持って行かない。
多くの人からお土産を聞いた。10人分は必要(泣)
化粧品多数、薬(中国の薬が強くて良いものも多い)、肩こり等の湿布薬(これは中国にない)、香水、ストッキング、趣味のものでパチンコ銃、洗車WAX、釣り糸、釣り針・・・さおは長いので断った。あとは子供のおもちゃ(機関銃)とか。
私が日本人にしては貧乏と知ってるので、高いものは買えないといつも言っているので相手もカメラとか髭剃りとかは言わない。
中国で暮らすコツはいつも没銭(めいちぇん)、貧乏と言うこと。金を持ってると言うとまじにとんでもないことになる。
それでも中国が中国人が好き。でないと中国に暮らすことは難しい。