幼いころからの自分の夢・・・
こんな風に空を飛びたかった・・・
ヘルメットをつけて、あの自由な大空を飛び回り、遥か下界を俯瞰する。
現実が解っていないあの頃・・・そんな夢を叶えてくれたのは漫画でしかなかった。
写真などなくても、漫画を見ていればそれでじゅうぶんだったのである・・・。
夢をよく見た・・・空を飛びまわっている夢を・・・
ある時は故郷の空を・・・
また、ある時は自分の身体だけで・・・
それは、墜ちそうで墜ちない・・・僅か1メートルの高さを手を広げて、どこか自然の多いところを飛行している夢・・・。
それは、何を意味していたのだろう。
戦争漫画の読み過ぎだったのだろうか。
「ゼロ戦太郎」・・・そんなタイトルだったような気がしたが・・・。
夢は、そのまた夢。。。
容易には実現しないが、実現するそのプロセスを考えなかったことがそのげんいんだったのであろう。
今も、昔も、空港から飛び立つ飛行機に憧れている。
特に夜間飛行で空港から離陸する飛行機・・・。
ああ・・・あの空の向こうには頭に浮かぶ異国の地が待っている・・・
図らずも・・・ラジオから聞こえてくる、城達也さんの「ジェットストリーム」の調べとともに心地よい世界に入れたこともあった・・・
今でも叶える可能性は、果たしてあるのだろうか??
昔の想いは、空港に行くことで・・・
そして・・・異国の地、米国の地を踏むことで何とか達成できたのであろうか・・・。
夢はいつでも可能性を秘めている・・・
願えばいつか叶う日がやってくる・・・。
念ずれば易し・・・夢の継続を想い、計画をもち、少しづつ現実の想いを踏んでゆく・・・一番の近道なのかも知れない。