連日、全国あちこちで猛暑日が続いています。
青い空から照りつける太陽の日差し、地面からの照り返し、夏そのものですが、体調はいかがでしょうか。
なるべく涼しい時間帯に体を動かし、日中は涼しいところで無理せず過ごしたいものですね。
さて、暑いと食欲も落ちるもの…。
食事もさっと済ませたいときには、麺類が助けになります。
夏と言えば「そうめん」ですが、「ひやむぎ」もありますね。
そこで、似ているようで違うものを取り上げてみました。
「そうめん」と「ひやむぎ」
製法別で分類すると、小麦粉を塩水でこねて生地を作り、油を塗りながら手を使って細く延ばす麺が「そうめん」、平らな板と麺棒を使って生地を薄く延ばし、刃物で細く切る麺が「ひやむぎ」や「うどん」。 なので、「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは、麺の太さの違いということになります。直径1.3mm未満がそうめん。1.3~1.7mmがひやむぎ。それより太いとうどんになります。
では、太さに上限はないのかと思って調べてみますと、京都に「一本うどん」なるものがありました。その幅、厚みが1cmの極太うどん!!そして普通のうどんの長さは約30cmですが、一本うどんは何とその長さの倍以上、約75cmもあります。実は、本来の1本うどんは、さらにその倍の長さですが、あまりに長くて食べるのが難しいということで、現在は半分に切っているそうです。1本うどんなのに丼に2本入っているのは、こういう理由です。太く長く生きられるように願いを込めているそうです。2本がドドンと丼に入った様子は、思わず「おおー!」と歓声が上がるほどインパクト大ですね。
「ざるそば」と「もりそば」
「もりそば」と「ざるそば」は定番のメニューですよね。 二つの違いは「海苔のアリ・ナシ」です。おそば屋さんに聞いてみても、「そばの種類、そばの量、つけ汁も全く一緒、違いは海苔があるかないかだけ」で統一しているようです。(歴史的にはつゆの違いのようで、ざるそばの方が高級なつゆを使っていたそうです。)
「とろろそば」と「山かけそば」
「山かけ」は茹でたそばの上に山芋のすりおろしたものをのせたもの。 一方「とろろ」は山芋のすりおろしたものをそばつゆでのばして、それにそばをつけて食べるもの。今は、とろろ入りのつゆにつけて食べる冷たいそばを「とろろそば」、とろろをのせた温かいそばを「山かけそば」と呼ぶのが通例となっています。
食欲が落ちる時期ではありますが、麺類に具を足したり薬味を入れて、一種類でも多く取り入れるようにしましょうね。
涼しいサロンで、皆様のお越しをお待ちしております
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