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パソコンのバッテリーの劣化状態確認と交換時期

2023-12-22 15:46:28 | パソコン役立情報

更新 2023.12.22, 作成 2023.7.15

バッテリーの劣化状態を確認するには、

Windows 10の場合、

(1)コマンドプロンプトを開く(図1)

図1

(2)「powercfg /batteryreport」と入力すると、現在のバッテリーの状態を記録したファイル(battery-report.html)が作られます。(図2)

図2

「バッテリ寿命レポート」(図2では「C:¥Users¥...¥battery-report.html」)をブラウザ(EdgeやChromeなど)で開くと、「Installed batteries」に「FULL CHARGE CAPACITY」が表示されます。

「CYCLE COUNT」が数百回以上になっていて、「FULL CHARGE CAPACITY」が購入時から大幅に減っている場合は要注意です。(図3) (参考1)

図3

(コマンドプロンプトは「exit」で終了します)


「ノートパソコンのバッテリの寿命について教えてください。」
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=001868
によると、

一般的にリチウムイオンバッテリは、充放電を行うたびにバッテリの充電容量が低下し、初期値の50%以下まで低下すると、バッテリ寿命(交換時期)とされています。

とのことです。

図3の場合、「CYCLE COUNT」が数百回以上(391)になっていますが、20,200mWh/30,000mWh≒67%なので、バッテリーの交換はまだ少し先でもよさそうです。

「バッテリーが寿命になっても、電源に接続して使えば動くので、バッテリーは交換しない」というのは危険です。パソコンが処理中に電源が切れると、壊れる可能性があります。特にWindows Update中に(停電や誤ってコンセントを抜いて)電源が切れると、復旧が困難になります。


参考1:「ノートパソコンのバッテリー劣化状態を確認する方法【Windows/Mac】」
https://allabout.co.jp/gm/gc/488572/