勿来(なこそ)の関を越えると陸奥の国となる。今でいう福島県。
私は、勿来以北には車で立ち入るのは始めてなのである。
といっても、今回、次男の運転する車で連れてってもらって居るのでした。
小名浜は、勿来から10キロぐらい北のお魚が美味しい漁港。広い港の周辺には大工場がたくさん立地しています。
実は、うちのお向かいの I さん。小名浜オーシャンゴルフリゾートの常連さんで、話を伺って、ご紹介いただいて行って来たのでした。
このホテルは、小名浜港の少し手前の太平洋に面しています。
通された客室は、INの上がりホールの真上の最上階(5階)、波静かな太平洋の水平線がさえぎるものなく見渡せる開放感はすごい。
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遠くに突き出ている岬は塩屋岬。と思ったら間違っていました。あれは、大津岬です。夜、大津岬灯台の灯がホテルから見えていたのでした。
最近、ゴルフはしばらくご無沙汰しているのでしたが、このロケーションを見ると血が騒ぎますね。
上から見下ろしているとたいらに見えるが、このグリーン、実際は砲台型の受けグリーンだろうと思うのでした。
夕食は、和室を取ってくださっていたので、私夫婦と次男夫婦、そして10ヵ月の孫姫Mちゃん。
この取り合わせになると、皆の注目はMちゃん。
最近、日に日に表情が豊かになり、離乳食を食べています。かわいい歯も生えてきまちたねえと幼児語が出てきてしまうのでした。
一人づつの鮟鱇の紙鍋。刺身の舟盛りは一人一艘づつの豪勢さ。
次男と私は温かい清酒、会津誉の2合徳利。名前に惚れたおいしさで、熱々の鮟鱇のから揚げとぴったりのフイットなのでした。
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目の前にポコンと立つ岩は、照島といってウミウが越冬するので指定文化財かなんかだそうです。
こんな吹きっさらしのところで、良く越冬するもんだと思うばかりでした。
次男の居る千葉ニュータウンでは、家の裏の公園の一角に大きな池があって、カワウが沢山おり、冬の越冬期には糞で森が白くなるのでした。
このホテルとゴルフ場はアコーディアグループがやっているのですが、私の見たところ、メンテが非常に行き届いていて清潔そのもの。
食事も、朝食のブッフェもそうでしたが、期待以上のものでありました。
私はゴルフ場の大浴場は行きなれているのでしたが、家内や嫁さんは結構珍しいらしい、洗うスペースが湯水のカランごとに石の衝立で仕切られているのが良いと言っておりました。脱衣場も広く取られていて、プルプル足のマサージ器なんかも置いてあったりするのです。
我々の泊まった部屋の裏側の客室からは、ヨットハーバーが見えるのでした。
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あとから聞きますと、ここは、遠浅の、波静かな海水浴場になっている。堤防に海釣り公園があるとのことでした。
私は、釣りもすきなので、この寒空でしたが、いいねいいねと思うばかりの旅なのでした。